みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「関係代名詞(制限用法)の基本」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 関係代名詞(制限用法)の基本 ◆
それでは早速やっていきましょう。
関係代名詞とは
「関係代名詞」とは、「関係詞(who / which / that)」などを利用して2つの文を1文にすること。
また、「関係詞以下」は、「先行詞(ある名詞)」を修飾しています。
例えば、
I have a friend who lives in New York.
(私はニューヨークに住んでいる友人がいる。)
●「先行詞」はどれ?
「関係詞(who)」の直前 → 「a friend」
●「関係詞節」とは?
(who以下) → 「who lives in New York」
よって、
「who lives in New York(関係代名詞節)」が「a friend(先行詞)」を修飾しています。
関係代名詞(who / which / that)の使い分け
「who / which / that」の使い分けは「先行詞(ある名詞)」によって異なります。
• 先行詞が人の場合
「先行詞(人)+ who ~」
• 先行詞が人以外
「先行詞(人以外)+ which ~」
• 先行詞が(なんでもOK)
「先行詞(なんでもOK)+ that ~」
を使います。
2つの文から先行詞(名詞)の見つけ方
先行詞(名詞)の見つけ方は、2つの文を比較して「同一人物」や「同一物」を見つけることです。
例えば、
・I have a friend.
(私には友達がいます。)
・He lives in New York.
(彼はニューヨークに住んでいます。)
この二つの文では、「a friend」と「He」が同一人物だとわかります。
従って、「a friend」が先行詞になります。
※ 関係代名詞(制限用法)では、固有名詞や唯一のもの場合先行詞になりません。
「主格」の関係代名詞の文の作り方 ①
今回は、「主格」がどれか明確にするために、「1文」を「2文」に分けてから考えます。
次の日本語を関係代名詞を使って英文にせよ。
私は長い耳がある犬を飼っています。
初めに、「主語」のすぐ後ろと「名詞+動詞」の前に「/」を入れます。
次の日本語を関係代名詞を使って英文にせよ。
私は/長い耳がある/犬を飼っています。
まず、真ん中の日本語を無視して1文作ります。
(I have a dog.)
続いて、残っている「長い耳がある」を英文にしますが、主語がないので、代名詞を使います。
(It has a long ear.)
要するに、この代名詞(It)が主格となるので、関係代名詞を使って英文を書く場合は「It」→「which」にします。
従って、
答え. I have a dog which has long ears.
になります。
「主格」の関係代名詞の文の作り方 ②
それでは、もう一つ例文を解いてみましょう。
次の日本語を関係代名詞を使って英文にせよ。
公園で走っている男の子はトムです。
先ほどの例文とは異なり、「主部が長い」ことがわかります。
この場合、主部の最後の名詞の直前に「/」を入れます。
次の日本語を関係代名詞を使って英文にせよ。
公園で走っている/男の子はトムです。
まずは、主語のある方「男の子はトムです。」を英文にします。
(The boy is Tom.)
続いて、「公園で走っている」を英文にしますが、主語がないので「代名詞」を使います。
(He is running in the park.)
要するに、この代名詞(He)が主格となるので、関係代名詞を使って英文を書く場合は、「He」→「who」にします。
従って、
答え. The boy who is running in the park is Tom.
になります。
必ず先行詞の後に、英文を続けることを忘れないでください。
これで今回の説明を終わります。