看護学校の受験対策、高校の英文法|57.「前置詞」を含む関係代名詞

Author:看護予備校KAZアカデミー

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みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。

今回は「前置詞」を含む関係代名詞について説明します。

この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、

それでは早速やっていきましょう。

「前置詞+関係代名詞」の形

関係代名詞では、「前置詞+目的格」一つのかたまりとして先行詞の後に続けることができます。

例えば、

次の2つの英文を関係代名詞を使って1文にせよ。

• She is the woman.
(彼女は女性です。)

• I talked with her yesterday.
(私は昨日彼女と話しました。)

この2つの英文の同一人物は、「the woman」「her」ですが、「herの前にwith(前置詞)」があります。

このように前置詞がある場合には、先行詞の後に「前置詞 + whom」として続けることができます。

従って、

答え.She is the woman with whom I talked yesterday.

になります。

では、

• She is the woman whom I talked with yesterday.

では駄目なのか?ということですが、

どちらでも正解ですが、「前置詞+関係代名詞」の方が、文章の見た目もスッキリして好まれます。

それでは、例題を解いてみましょう。

例題①

次の2つの英文を関係代名詞を使って1文にせよ。

•This is the house.

• The writer was born in it.

2つの英文から「the house」「it」が同一物だとわかります。

この英文では「itの前にin(前置詞)」があるので、前置詞ごと先行詞の後に「前置詞 + which」として使います。

従って、

答え. This is the house in which the writer was born.

になります。

「前置詞+関係代名詞」の注意点

上記では、「前置詞+関係代名詞」を説明しましたが、関係代名詞の中には、前置詞と一緒に使えないものがあります。

1つ目:「that」と「who」は「前置詞+関係代名詞」にできない。

「that」と「who」と前置詞

✖ 前置詞 + that
✖ 前置詞 + who

2つ目:「句動詞の場合」は「前置詞+関係代名詞」にできない。

句動詞とは、前置詞と動詞の繋がり強いものを指します。

代表的な句動詞として、「get up」「look for」があります。

「get」の場合

get「~を得る」という意味で使いますが、「get」「up」をつけることで「起きる」と意味が変わります。

「look」の場合

look「~を見る」という意味で使いますが、「look」「for」をつけることで「~を探す」と意味が変わります。

このように、前置詞と動詞の繋がりが強い場合(句動詞の場合)には、「前置詞+関係代名詞」にすることができないので覚えておきましょう。

これで今回の説明を終わります。

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