看護学校の受験対策、高校の英文法|60.「関係副詞」と「関係副詞のwhere」

Author:看護予備校KAZアカデミー

時間

みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。

今回は「関係副詞」と「関係副詞のwhere」について説明します。

この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、

それでは早速やっていきましょう。

関係副詞とは

関係副詞とは、「関係詞where / when / why / how)」を利用して2つの英文を1文にすることです。

関係代名詞と似ていますが、「先行詞」「副詞句」を見つけて英文を繋ぎます。

それでは、「先行詞関係詞」の関係を見ておきましょう。

関係副詞で利用する「先行詞と関係詞」の関係

先行詞 関係副詞
場所 where
理由 why
when
方法 how

このように、先行詞が、「where(場所) / why(理由) / when(時) / how(方法)」によって使い分けます。

関係副詞「where」について

「関係副詞」では、「関係代名詞」とは異なり、関係詞の中に「前置詞」を含みます。

さっそく例文を見てみましょう。

次の2つの英文を関係副詞を使って1文にせよ。

① This is the house.
(これは家です。)

② He lives in it.
(彼はそれに住んでいる。)

まず、2つの英文を比較して「同一」のもの探し、「先行詞」を見つけます。

● 先行詞 → the house

● 副詞句 → in it

※ 注意すべき点は、「副詞句」なので、前置詞を含むこと

最後に、「先行詞」によってどの「関係副詞」を利用するか判断します。

今回は、

the house場所を表す語句」なので、「関係副詞(where)」を使って1文にします。

従って、

答え. This is the house where he lives .

になります。

関係代名詞と関係副詞の違い

「関係代名詞」「関係副詞」の違いは、

関係代名詞「代名詞」が姿を変えたもの
関係副詞「副詞(句)」が姿を変えたもの

です。

下記に「関係代名詞」「関係副詞」それぞれのパターンで作ってみました。

次の2つの英文を「関係代名詞」と「関係副詞」を使ってそれぞれ1文にせよ。

・This is the house.(これは家です。)

・He lives in it.(彼はそれに住んでいる。)

➀ 関係代名詞の場合

This is the house in which he lives.
(これは彼が住んでいる家です。)

先行詞 = the house

代名詞 = it

➁ 関係副詞の場合

This is the house where he lives.
(これは彼が住んでいる家です。)

先行詞 = the house

副詞(句) = in it

「関係代名詞の場合」は、前置詞の「in」ある

「関係副詞の場合」は、前置詞の「in」ない

ことがわかります。

このように置き換えるものが、「代名詞」「副詞(句)」かによって、利用する関係詞が異なることを覚えておきましょう。

関係副詞「the place」の省略

「関係副詞(where)」では、先行詞「the place」「the point」がよく使われます。

これらの先行詞「the place」「the point」は、省略することが可能です。

例えば、

次の英文を関係副詞を使って1つの文にせよ。

① This room is the place.

② Students study in the place.

通常の流れなら、

This room is the place where students study.

と書きますが、

「the place」は省略が可能なので、

答え:This room is where students study.

となります。

これで今回の説明を終わります。

となります。

「関係代名詞」「関係副詞」の違いを問う問題は、よくテストに出題されるので、違いを覚えておきましょう。

これで今回の説明を終わります。

看護 予備校 KAZアカデミーが作成。看護受験に役に立つ学習一覧