医療系小論文の解答例|5.消費税増税に伴い変わっていくことについて

Author:看護予備校KAZアカデミー

2023年 第1回〆切まで
59 days 11 hrs 43 mins 48 secs

医療系小論文の解答例は、AO入試・公募入試・社会人入試を控える受験生に向けて、少しでもヒントになればと考え提供しております。

是非参考にして下さい。

今回の医療系小論文の解答例は「消費税増税に伴い変わっていくことについて」です。

令和元年10月には消費税は10%へと引き上げれ将来的には更に上がることも予想されています。

看護受験では、こういった時事ニュースがよく小論文のテーマとして出題されます。

小論文が上手く書けないという方は、解答例を読むだけでも小論文に慣れ親しむことができます。

お題:消費税増税に伴い変わっていくことについて(800字)

 消費税増税は、政府の歳入増加を目的として行われる税制改革の一つである。日本では近年、消費税率が従来の8%から10%に引き上げられた。この消費税増税に伴い、個人や企業、さらには社会全体の消費活動や経済状況に悪影響があると私は考える。

 確かに、消費税増税によって、政府の財政状況が改善されるというプラスの側面もあるだろう。例えば、増税によって政府の歳入が増加するため、財政赤字の縮小につながることが期待される。また、税収が増えることで、社会保障や教育などの公共施設に対する予算が増える可能性もあるだろう。しかし、消費税増税が社会全体に与えるマイナスの影響は、それらのプラスの影響を上回ると考えられる。

 消費税増税によって生じる最も大きな変化は、物価の上昇である。消費税率が上がることによって、商品やサービスの価格が上がり、物価水準が上昇する。このため一部の家庭では、家計負担の増大により、一定の生活水準を維持するために必要な経済的余裕がなくなることが考えられる。

 また、多くの企業も消費税増税により経済的にマイナスの影響を受ける。消費税率の増加によって商品やサービスの価格が上がることで、企業の利益率は低下する。そのため企業は、利益率を維持するために、コスト削減や価格競争力の向上などの対策を取る必要にせまられるだろう。

 さらに、消費税増税によって、消費活動にも変化が生じる。増税前には、税率の引き上げに備え、日用品の買い溜めなどを行う消費者も多かった。しかし、消費税率が引き上げられた後は、価格の上昇により、消費者が節約意識を持って消費活動を行うことが予想される。つまり、消費者が商品やサービスの購入を控える傾向が続くこととなり、社会全体が経済的に冷え込むことになる。

 以上のように、消費税増税は、個人や企業、社会全体の消費活動や経済状況に悪影響を与える、と私は考える。

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