気になるニュースをピックアップ | 2023年6月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

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今年度も看護受験が近づいてきました。

そこで、2023年6月に起きた重要なニュースをピックアップしました。

射撃訓練中自衛官候補生が指導役3人に発砲

2023年6月14日、岐阜市の陸上自衛隊「日野基本射撃場」で悲惨な事件が起こりました。訓練中の自衛官候補生(18)が指導役3名に向けて小銃を発射。その結果、1等陸曹の菊松安親(52)と3等陸曹の八代航佑(25)が死亡し、もう一人の自衛官が脚を負傷しましたが、命に別状はありません。自衛官候補生は殺人未遂容疑で現行犯逮捕されました。

この事件により、防衛省は訓練内容や使用武器の型式、参加人数などを確認するとともに、原因究明と再発防止策を検討する調査委員会を設立することを明らかにしました。また、銃を発射した男性自衛官候補生は今年4月に入隊し、名古屋市の守山駐屯地で勤務。射撃訓練は大型連休後に開始したということです。

性的マイノリティーへの理解を目指すLGBT理解増進法、成立までの道のりと批判

2023年6月に日本でLGBT理解増進法が可決・施行されました。この法律は、性的指向やジェンダーアイデンティティの多様性を理解し、差別解消を目指すもので、全ての国民が平等に人権を享受し、不当な差別がないことを基本理念としています。

国や地方公共団体は理解増進施策を策定し、その実施状況を公表する義務があり、事業主や学校設置者にも、啓発活動や相談機会の提供などを通じた理解増進が求められています。

しかし、罰則のない理念法であるため、「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」という文言が、差別や困難を引き起こす側に配慮していると受け取られる懸念もあります。そのため、当事者や支援団体からは、より具体的な取り組みを求める声が上がっています。

一方、法律の制定は、自民党内の保守派の反対にもかかわらず、超党派の議員連盟が推進したもので、歴史的な一歩とも言えます。また、同性婚や差別禁止条例などの他の法制化につながる可能性も見込まれています。

豚が飛び散る惨事、北海道でトラックと高速バスが衝突で双方の運転手や観光客ら5人が死亡

2023年6月18日、北海道南部の八雲町で重大な交通事故が発生しました。国道5号を走行中のトラックが対向車線に逸脱し、北都交通の都市間高速バスと正面衝突。事故により、トラック運転手の山上浩司さん(46)、バス運転手の興膳孝幸さん(64)、乗客の高橋裕美さん(55)、小林千恵さん(54)、小林さんの夫の5人が死亡し、その他12人が重軽傷を負いました。

トラックは養豚業者が所有し、事故時に約30頭の豚が荷台に乗せられていました。事故の衝撃で豚が飛び出し、近くの田んぼや路上に逃げ出したとの報告もあります。バスは札幌市から函館市へ向かう観光客や帰省客など25人を乗せていました。

現在、警察は事故原因を調査中で、トラック運転手の過失や体調不良などが疑われています。

ウクライナ南部でロシア軍がダム爆破原発や食料生産に深刻な影響

2023年6月6日未明、ウクライナ南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所ダムが爆発、決壊しました。ウクライナ政府はロシア軍の故意の爆破と非難していますが、ロシア側はこれを否定。ダム決壊によりドニエプル川の水が流出し、住宅地や農地が浸水。多数の死傷者が出ているとみられます。

ダムはザポリージャ原子力発電所の取水ダムでもあり、冷却水供給が不安定になりました。国際原子力機関(IAEA)は数か月間は冷却水を確保できる見込みですが、長期的な解決策を求めています。

ダム決壊は飲料水や農業用水の供給にも影響を及ぼしています。カホフカ貯水池から供給されていた北クリミア運河などへの水流入が止まり、クリミア半島を含む70万人以上が飲み水不足に陥る恐れがあります。また、農地の灌漑も困難になり、ウクライナが重要な穀物や油糧種子の輸出国であるため、世界の食料安全保障へ影響が予想されます。

タイタニック号観光中、潜水艇が水圧でつぶされ5人死亡

米ワシントン州のツアー会社「オーシャンゲート・エクスペディションズ」が運営する潜水艇「タイタン」が、タイタニック号の残骸観光中に行方不明となり、その破片が海底で発見されました。

同艇には、CEOストックトン・ラッシュ氏を含む4人の乗客が搭乗していました。

彼らは2023年6月19日にカナダのニューファンドランド島から出発し、水深約3800メートルの海底に沈むタイタニック号の残骸へ向かいましたが、潜水開始後数時間で通信が途絶え、米沿岸警備隊による捜索の結果、海底で潜水艇の破片が発見されました。

破片には潜水艇の居室部分を守る設備が含まれており、水圧により潜水艇が破壊されたことを示しています。事件の詳細は依然として不明ですが、生存の可能性は絶望的とみられ、ツアー会社も乗客全員の死亡を認めました。

この事件は、1968年の米潜水艦スコーピオンの行方不明事例を彷彿とさせます。その時も深海での突如の消失という共通点があります。この悲劇は、海底探査の危険性を改めて世界に示し、今後の規制強化や安全対策の見直しを迫ることとなるでしょう。

検問中に警官に撃たれた少年の死、フランスで抗議デモと暴力が拡大

パリ近郊の少年ナエル・M(17)が警官によって射殺されました。少年は交通検問時、逃走を試みましたが、警官に至近距離から撃たれ、車が歩道に衝突し死亡が確認されました。

この事件に対する抗議デモがフランス全土で展開し、商店や公共施設への略奪、放火、警官隊との衝突も報告されました。政府は150人以上を逮捕し、マクロン大統領は冷静さを呼び掛けました。

警察側と少年の行動に対する捜査が開始され、警官は自己防衛を主張しています。

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