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看護・医療系小論文の解答例|38.テクノロジーを利用した老々介護の支援

Author:看護予備校KAZアカデミー

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看護予備校のKAZアカデミーが「AO入試・公募入試・社会人入試・一般入試」の小論文対策のために「看護・医療系小論文の構成と解答例」を提供します。

小論文が苦手な学生は、読むだけでも勉強になるので是非参考にして下さい。

今回の看護・医療系小論文の解答例は「テクノロジーを利用した老々介護の支援」です。

小論文はいきなり文章を書くのではなく、必ず段落の構成を考えてから書きましょう。

また、小論文が苦手な学生は、下記の「あなた専用の小論文ノート」から学習することができます。利用者は小論文が見違えるように上達しています。

テクノロジーの活用範囲と意義

テクノロジーが老々介護の支援にどのように活用されているかについて考察します。具体的なテクノロジーの例や利点を挙げ、老人の生活の質や安全性の向上、介護の負担軽減など、テクノロジーがもたらす意義について述べます。

テクノロジーの具体的な応用例

テクノロジーの具体的な応用例を紹介し、その有用性や効果について論じます。例えば、ロボット技術やセンサー、モニタリングシステムなど、老人の健康管理や安全確保、日常生活の支援などに関連する具体的なテクノロジーを取り上げます。

テクノロジー導入の課題と解決策

テクノロジー導入に伴う課題や障壁について考えます。例えば、高齢者のテクノロジーへのアクセスや操作の困難さ、プライバシー保護の問題などが挙げられます。これらの課題に対してどのような解決策や取り組みが必要かを考察します。

テクノロジーと人間のバランス

テクノロジーが介護現場において人間との関係やコミュニケーションにどのような影響を与えるかについて考えます。テクノロジーが持つ利点と同時に、人間の温かさや共感性、個別のケアに対する重要性についても言及します。

倫理的な視点と社会的影響

テクノロジーの老々介護への活用における倫理的な問題や社会的な影響について検討します。個人のプライバシーやセキュリティの保護、デジタル格差の是正、高齢者の人間関係や孤立の問題などが議論の対象となります。

お題:テクノロジーを利用した老々介護の支援(800字)

【解答例】

老老介護とは、高齢者が高齢の配偶者や友人を介護することを指すが、これは介護する側にとって体力や健康状態などの面で大きな負担となる。そのような問題を改善するために、介護ロボットや遠隔医療システムなどの最先端のテクノロジーを活用した支援を推進する必要があると私は考える。

ロボット等が人間のような温かみや優しさを届けたり、感情的なサポートを提供することは不可能であるとの意見もある。また、高齢者が新しい技術に適応することは難しい、と指摘する人もいるだろう。しかし、そのような懸念を踏まえたとしても、テクノロジーの導入による支援は推進されるべきであると私は考える。

まず、テクノロジーは人間が行ってきた作業と完全に入れ替わるものではなく、作業の一部を補助するものであると理解する必要がある。例えば、歩くことのできない被介護者を移動させることは人間にとっては重労働だが、介護ロボットであれば楽に行うことができる。このように、テクノロジーの活用によって身体的な負担を軽減し、時間的な余裕を作ることで、介護を担う高齢者はパートナーや友人との関係をこれまで以上に深めることができるようになる。

また、テクノロジーの利用は、介護を受ける高齢者にとっても新たな学びや挑戦となり、それ自体が活力となり得るものである。ただ介護や生活支援を受けるばかりでは、考える力や自ら行動する力が失われてしまう。つまり、新技術の導入は、老老介護を行う高齢者の負担軽減は勿論、介護を受ける高齢者の生活の質の向上にも寄与することとなるのである。

よって、高齢化社会における老老介護問題の解決の一つの手段として、テクノロジーを取り入れた支援を推進していくべきであると私は考える。テクノロジーの進歩を上手く活用し、人間が行う感情的なサポート等と組み合わせることで、より良い介護環境が実現可能となるのである。

クリックして詳しく見てみよう。

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気になるニュースをピックアップ | 2023年5月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

今年度も看護受験が近づいてきました。

そこで、2023年5月に起きた重要なニュースをピックアップしました。

新型コロナ「5類」引き下げ

新型コロナウイルス感染症は、以前は「新型インフルエンザ等感染症(通称2類相当)」として扱われていましたが、2023年5月8日から「5類感染症」に格下げされました。

これにより、感染者や濃厚接触者に対する法的な措置、例えば外出自粛や入院勧告などはなくなり、それらは個人の判断に任されるようになりました。

また、政府や都道府県の対策本部は廃止され、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置なども行われなくなりました。

しかし、基本的な感染対策(マスクの着用、手洗い、換気など)は個人や事業者の判断に任され、有効性は引き続き認められています。

医療費やワクチン接種については、一定期間公費が支援される予定ですが、将来的には一部が自己負担となる可能性があります。

銀座の高級腕時計店強盗

2023年5月8日午後6時18分ごろ、3人組の男がロレックス専門店「クォーク銀座888店」に押し入り、バールでショーケースを壊して約70点のロレックスを強奪しました。

被害総額は約2億5千万円相当で、中には1点5千万円の高額品も含まれていました。強盗グループは白い車で逃走しましたが、東京都港区の路上で逃走車両を乗り捨て走り去る姿が防犯カメラに映っており、直後に16〜19歳の4人を現行犯逮捕しました。

4人は全て横浜市在住で、高校生も含まれていましたが、「お互いのことは知らない」などと供述しています。

警視庁は奪われた腕時計やアクセサリーなどを全て回収し、犯罪の背後関係を調べています。特に、SNSで犯罪の実行役を募る「闇バイト」に応募した可能性も追求しています。

長野県中野市で警官を含む男女4人が銃や刃物で殺害される事件

2023年5月25日午後、中野市江部で散歩中の女性2人が青木政憲容疑者(31)に刺され、駆けつけた警察官2人に猟銃を発砲しました。

青木容疑者はその後、自宅に立てこもり、約12時間後の26日午前に、殺人の疑いで逮捕されました。

青木容疑者は中野市議会議長の息子で、被害者は村上幸枝さん(66)、竹内靖子さん(70)、玉井良樹警部補(46)、池内卓夫巡査部長(61)の4人です。

青木容疑者は無表情で「殺したいから殺した」と供述し、事件の動機はまだ明らかになっていません。

歌舞伎俳優の市川猿之助さんと両親が自殺

5月18日午前10時20分ごろ、歌舞伎俳優の市川猿之助さん(47)とその両親が東京・目黒区の自宅で倒れているのを発見されました。

市川さんは意識朦朧の状態で病院に搬送されましたが、母親は現場で死亡が確認され、父親は意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

自宅の地下から遺書のような内容が書かれた手紙が見つかりました。警視庁は現場の状況から市川さんが自殺を図ったとみて詳しく調べています。

この遺書の内容は公表されていませんが、「死んで生まれ変わろうと家族で話し合い、両親が睡眠薬を飲んだ」という趣旨の話をしていたという証言があります。

ここに至った市川さんの背後には、週刊誌に掲載されたばかりのパワハラやセクハラに関する疑惑も関係あるのではないかと報じられております。今後の捜査や報道により、事実が明らかになるでしょう。

2023年5月に医療に関するニュース

≪性感染症の増加≫

性感染症の増加は近年、我々の健康を脅かす深刻な問題となっています。特に「梅毒」の感染者数の急増が注目されていますが、それだけが問題ではありません。「クラミジア」や「尖圭コンジローマ」などの他の性感染症も同様に増加しており、国立感染症研究所によると、今年5月に報告された感染者数は過去10年間で最も多くなっています。

これらの数字は単に統計情報を超えて、深刻なパブリックヘルスの問題を示しています。それは性行為によって感染するこれらの病気が私たち全体の健康に影響を及ぼす可能性があることを示しています。専門家たちは「性感染症は梅毒に限らず増加していて、誰でも感染しうると考えてほしい」と警告しています。

これらの情報を踏まえて、我々は性感染症のリスクを深く理解し、自己保護のための予防策を講じる必要があります。性感染症は誰でも感染する可能性があります。適切な知識と理解、そして適切な予防策がなければ、我々の健康は深刻なリスクにさらされてしまいます。このような状況を防ぐためには、性教育の普及と啓発が不可欠です。社会全体で性感染症の予防と対策を理解し、行動することで、これらの感染症の増加を食い止めることが可能になります。

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気になるニュースをピックアップ | 2025年7月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

自公、参議院選で過半数割れの大敗

2025年7月に行われた参議院選挙で、自民党と公明党は大幅に議席を減らし、与党としての過半数を失った。これは長期政権への不満や、社会保障などへの政策不信が背景にあるとされ、今後の政局や政策運営に影響を与える可能性がある。

【このニュースの注目すべき点】

医療・福祉分野の政策は、政権の方針によって大きく左右される。看護師として働く未来を考える上でも、制度の変更や社会保障の行方に関心を持つことが重要である。

米テキサス州で洪水、死者100人超に—被災地は医療非常事態へ

2025年7月、アメリカ・テキサス州で集中豪雨により大規模な洪水が発生し、多数の死者と大規模な被害が報告された。住宅やインフラが破壊され、多くの人々が避難生活を余儀なくされている。

【このニュースの注目すべき点】

災害時には、ケガや病気への対応だけでなく、避難所での衛生管理や心のケアも必要になる。看護師には、こうした緊急時にも柔軟に対応できる力が求められる。

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気になるニュースをピックアップ | 2025年6月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

【最低限の暮らしを守るために】生活保護減額、「違法」判決が確定

2025年5月、政府が2013年以降に行った生活保護費の一連の減額措置について、最高裁が「違法」と判断し、原告側の勝訴が確定した。判決では、「合理的な根拠を欠いた減額」であり、憲法が保障する最低限度の生活を脅かすものだと指摘された。

【このニュースの注目すべき点】

生活保護を受ける人の中には、高齢者や障がいを持つ方、病気療養中の方も多く含まれている。今回の判決は、医療や福祉の現場で支援を必要とする人々の権利を守るという意味でも非常に重要な意味を持つ。経済的困窮によって医療をあきらめる人が出ないよう、制度のあり方に対しても関心を持ち続ける必要がある。

【中東情勢が緊迫】米国、イランの核施設を空爆

2025年5月、アメリカ軍がイラン国内の核関連施設に対する空爆を実施したと発表した。国際社会からは緊張の高まりを懸念する声が上がっており、エネルギー価格の上昇や報復による地域不安定化など、波及的な影響が懸念されている。

【このニュースの注目すべき点】

戦争や軍事衝突は、現地の人々の命と暮らしを奪うだけでなく、医療体制を一瞬で崩壊させる危険をはらんでいる。かつてクリミア戦争において、劣悪な衛生環境や物資不足の中で命を救おうと尽力したナイチンゲールは、「看護は人の命と尊厳を守る行為である」と示した。

看護には、困難な状況においても人を支え抜く強さと、平和を願う心が不可欠である。国際情勢への関心を持ち、医療の基盤となる「平和」という価値を大切にすることは、看護師としての本質につながると考える。

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気になるニュースをピックアップ | 2025年5月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

【食の安定を守るために】政府、備蓄米20万トンの放出を開始

2025年5月、政府は物価高騰と食料品の価格上昇に対応するため、備蓄米のうち20万トンを市場に放出する方針を打ち出した。これは家計の負担軽減と、米の安定供給を図る目的によるものである。

【このニュースの注目すべき点】

食は人の命を支える基盤である。経済的理由で十分な食事が取れない状況が続けば、栄養失調や慢性疾患のリスクが高まる。今回の措置は、健康格差の拡大を防ぐ意味でも重要な対応であると考える。

【留学に壁】ハーバード大学、特定の国からの留学を一時停止

2025年5月、ハーバード大学が安全保障上の理由から、一部の国からの留学生の受け入れを一時停止すると発表した。日本人学生への直接的な影響はないとされているが、学問や国際交流の自由に対して議論を呼んでいる。

【このニュースの注目すべき点】

看護はグローバル化が進んでいる分野であり、感染症対策や国際的な医療協力など、国を超えた連携が求められている。留学の制限は、そうした連携の芽を摘む可能性もある。将来、看護師として海外の医療や文化に触れ、視野を広げたいと考えている者にとっては、他人事ではない問題である。

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気になるニュースをピックアップ | 2025年4月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

【いのち輝く未来へ】大阪・関西万博が開幕

2025年4月13日、世界中の注目を集める「大阪・関西万博」が開幕した。今回のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」であり、世界各国が最新の技術やアイデアを披露する場となっている。医療や福祉、環境、教育など、さまざまな分野において「未来の社会のあり方」を考える機会を提供している。

【このニュースの注目すべき点】

看護を志す立場として、特に注目すべきは万博で紹介される「次世代医療」や「医療とテクノロジーの融合」である。たとえば、遠隔医療やAIを活用した診断支援、ロボットによる介護支援などは、医療現場における人手不足という深刻な課題の解決策として期待されている。

【関税が医療を揺るがす?】米国が日本製品に最大24%の関税案

2025年4月、アメリカ政府が日本から輸入される製品に対して、最大24%の追加関税を課す方針を検討しているという報道があった。この動きは、日米間の経済関係に大きな影響を与えるだけでなく、医療機器など輸入に依存する分野の価格上昇を引き起こす可能性がある。

【このニュースの注目すべき点】

医療機器の多くは海外からの輸入に頼っているため、関税の引き上げによって病院経営や患者負担に影響が生じることが懸念される。医療と経済は密接に関わっており、看護の現場においても、社会全体の動向を把握しながら柔軟に対応する姿勢が必要である。

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気になるニュースをピックアップ | 2025年3月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

【自然災害と医療の連携】ミャンマーで壊滅的地震が発生

2025年3月、ミャンマーでマグニチュード7.8の大地震が発生し、多数の死傷者と建物の倒壊が報告された。インフラの崩壊により救援活動は難航し、医療物資や医療人材の不足が深刻な課題となっている。

【このニュースの注目すべき点】

自然災害が発生すると、現地では病院機能の停止、衛生環境の悪化、感染症の拡大など、医療体制の崩壊が直ちに命に関わる問題となる。看護師には災害時においても人々の命と健康を守る役割が求められる。このニュースを通じて、災害看護の知識や判断力、そして国際的視点を持つことの重要性を改めて認識した。

【いのちをつなぐ新たな選択肢】墨田区の賛育会病院、「赤ちゃんポスト」と「内密出産」を開始

2025年3月、東京都墨田区の賛育会病院が、「赤ちゃんポスト」と「内密出産」の受け入れを正式に開始した。これは、妊娠や出産に関する事情を他人に知られたくない女性の安全を確保し、望まぬ妊娠による遺棄や虐待の防止を目的としている。

【このニュースの注目すべき点】

すべてのいのちには等しく守られるべき価値がある。出産という重大な場面においても、母親が孤立せず、安全に出産できる体制があることは非常に重要である。私はこの取り組みから、「産む側」と「生まれてくる側」双方の命と尊厳を守ろうとする医療の姿勢を感じた。看護師として、命の始まりに立ち会う責任の重さと、誰もが安心して支援を求められる社会の必要性を強く感じた。

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気になるニュースをピックアップ | 2025年2月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

【止まらぬ人口減少】日本の出生数、過去最少を更新

2025年2月、厚生労働省は2024年の日本の出生数が過去最少を更新し、73万人台にとどまったことを公表した。これは少子化の深刻化を改めて浮き彫りにするものであり、将来的な労働力不足や社会保障制度への影響が強く懸念されている。

少子化の推移

【補足説明】

・1949年の出生数:約270万人が日本の歴史上最大。この年に生まれた世代が「団塊の世代」であり、戦後復興期の出生ブームの象徴である。
・1989年の「1.57ショック」は、日本政府が本格的に少子化を問題視するきっかけとなった。
・2005年以降は毎年100万人を下回る傾向に入り、2022年以降は急速なペースで70万人台へと落ち込んでいる。

【このニュースの注目すべき点】

出生数の減少は、単に人口が減るという問題にとどまらず、医療や看護の現場にも大きな影響を及ぼす。少子高齢化が進行する中で、看護師一人ひとりにかかる負担が今後さらに増加することが予想される。また、小児や産科に関わる医療機関の統廃合や、妊娠・出産に対する社会的支援の不足など、地域医療のバランスにも影響が出ている。

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気になるニュースをピックアップ | 2025年1月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

ロサンゼルス近郊の大規模山火事

2025年1月、アメリカ・ロサンゼルス近郊で大規模な山火事が発生し、多くの住宅が焼失。数千人が避難を余儀なくされました。また、一部の日本人著名人(YOSHIKIさん(X JAPAN)Takaさん(ONE OK ROCK))も影響を受けています。

訪日外国人数が過去最多を記録—日本の観光業が大きく成長

2024年、日本を訪れた外国人観光客の数が過去最多の約3,687万人に達し、2019年の記録を大きく上回りました。さらに、訪日外国人の消費額も8兆円超となり、経済への影響も大きくなっています。

訪日客増加の主な要因

円安の影響:海外から見て日本旅行のコストが下がり、訪日需要が高まった。

多様な国・地域からの観光客増:東アジア、東南アジア、欧米豪など、多くの国からの観光客が増加。

観光の回復と新たな魅力の発信:コロナ禍後の旅行需要の回復や、SNS・動画を通じた日本の観光スポットの人気拡大。

今後の課題と展望

日本政府は2030年までに年間6,000万人の訪日客を目標としています。しかし、観光地の混雑やマナー問題、地方への観光客の分散など、解決すべき課題もあります。今後は、持続可能な観光の推進が重要となるでしょう。

西日本で児童自殺死亡率が急増—15年間で2倍に

近年、日本では児童の自殺が深刻な問題となっています。特に西日本では、過去15年間で児童の自殺死亡率が2倍に増加したことが報告されました。全国的にも、小中高生の自殺者数は高止まりしており、10~14歳の死因の約3割が自殺となっています。

増加の背景と要因

家庭や学校での悩み:家庭内の問題やいじめ、学業の悩みなどが影響。

精神的健康の課題:うつや不安障害など、子どもたちのメンタルヘルスが悪化。

社会的ストレスの増加:コロナ禍の影響や、SNSを通じた人間関係のストレスが要因に。

今後求められる対策

相談しやすい環境づくり:学校や家庭で子どもが気軽に悩みを打ち明けられる環境が必要。
メンタルヘルス支援の充実:心理カウンセリングや教育現場でのサポートを強化。
地域社会の協力:家庭・学校・地域が連携し、児童を支える仕組みを作ることが重要。

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気になるニュースをピックアップ | 2024年12月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

島根原発再稼働決定、13年の空白を経て電力供給再開

中国電力は、東日本大震災後以来停止していた、島根原子力発電所2号機(松江市)の営業運転を13年ぶりに再開する。燃料費低減による収支改善効果は24年度で約110億円、通年では約400億円と見込まれる。島根2号機は県庁所在地に立地する国内唯一の原発で、営業運転再開は福島第1原発事故後14基目、BWR型原発としては2例目となる。

韓国で旅客機が炎上、着陸失敗で179人死亡の惨事

韓国南西部・務安国際空港で29日午前、乗客乗員181人を乗せた旅客機が着陸に失敗し炎上、179人が死亡した。バードストライクによるエンジン故障や車輪不具合が原因とみられ、胴体着陸後に壁に衝突し激しく炎上した。現在は、事故調査が進められている。

新型コロナも増加傾向、ダブル感染の懸念高まる

インフルエンザの感染者が急増し、全国で94,259例が報告された。1週間で約5万例増加しており、定点当たり(1カ所あたりで報告された患者数)の報告数は19.06と注意報レベル(10.00)を大幅に超えている。地域別では、大分県が37.22と最も高く、福岡県(35.40)、鹿児島県(29.00)がこれに続いている。

報告数が多い都道府県としては、神奈川県が7,354例、東京都が7,256例、福岡県が7,009例である。

一方、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の報告数も増加傾向にあり、19,233例が確認されている。昨年と同様の傾向が見られるため、年末年始にかけて感染拡大が懸念されている。

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気になるニュースをピックアップ | 2024年11月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

4年ぶり返り咲き、米大統領にドナルド・トランプ氏(78)

ドナルド・トランプ氏(78)は、4年ぶりの米大統領に当選した。選挙活動中には、銃撃され命の危険にさらされる事態も経験した。

2024年の選挙戦は、2020年の再選失敗や、それに伴う選挙結果を覆そうとした行為が罪に問われ、4つの刑事裁判を抱えながらの選挙戦であった。さらに、7月には演説中に銃撃され右耳を負傷し、9月には再び暗殺未遂事件に遭遇するという命を狙われる危機が相次いだ。

それにもかかわらず、トランプ氏は「アメリカ第一」を掲げ、不法移民対策や経済保護政策を主要争点に掲げ、激戦州を制して勝利をつかんだ。この勝利により、彼はアメリカ史上初めて刑事裁判を抱えたまま当選を果たした大統領となった。

中国の体育施設前で車暴走、35人死亡

2024年11月11日、中国南部の広東省珠海市にあるスポーツ施設で、62歳の男性が運転するSUV車が、運動中の人々の群衆に突入する事件が発生した。この事件により、35人が死亡し、43人が負傷した。

微小粒子状物質(PM2.5)による大気汚染が認知能力に及ぼす影響

PM2.5が神経発達に影響を与えることは知られているが、小児の認知能力への影響についてはほとんど研究されていなかった。

これを調べるため、米国サザンカリフォルニア大学のKirthana Sukumaran氏らは、米国の9~10歳の子ども8,500人以上を対象にした調査で、PM2.5の累積曝露量が学習や記憶など認知機能の低下と関連していることを明らかにした。

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気になるニュースをピックアップ | 2024年10月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

15年ぶり「裏金事件」で自公(自民党・公明党)が過半数割れ

自公(自民党・公明党)は公示前の256議席から177議席に後退した。敗北の主たる要因は自民党の「派閥裏金事件」であり選挙結果に影響を与えた。また、与党の大幅な議席減少は、今後の政権運営に影響を与え、野党が攻勢を強める政治的転換点になる。

メキシコ初の女性大統領就任

クラウディア・シェインバウム(62)がメキシコ初の女性大統領就任した。国内では、麻薬組織による暴力事件(殺人、誘拐など)が多発しており、治安回復が求められる。またメキシコ経由での不法移民問題が米国との主要な課題であり、共和党候補トランプ氏が米大統領に返り咲いた今、移民問題や「国境の壁」をめぐり摩擦が生じる可能性が高い。

西日本豪雨災害で小児喘息が1.3倍

2018年7月の西日本豪雨災害が子どもの気管支ぜんそく発症リスクに与える影響について、広島大学の研究チームが診療報酬明細書(レセプト)を分析した結果、被災した子どもは被災しなかった子どもに比べて吸入薬を処方される可能性が1.3倍高いことが明らかになった。

被災地では、砂ぼこりやハウスダスト、生活環境の変化によるストレスがぜんそくリスクを高めると指摘されてきましたが、被災者と非被災者を明確に区別して実証したのは今回が初めてである。

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気になるニュースをピックアップ | 2024年9月版

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中国で日本人学校の男児刺され死亡

深圳日本人学校に通う日本人男児(10)が登校中に刃物で刺され、死亡する事件が起きた。犯人の動機など事件の詳細については明かておらず、中国政府はあくまで「反日感情」ではなく「個別の事件」であると強調した。

世界初、眼球と部分顔面移植を受けた男性の今

高圧線作業員として作業しているときにの事故で、Aaron Jamesさん(46歳)は左目、鼻と唇全体、前歯、顎の骨は失った。昨年の5月にドナーから提供された左眼球と顔の一部を移植、手術から1年以上が経過した現在も順調に回復しているが、移植した眼球では光の感知や視力の回復は見られなかった。

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気になるニュースをピックアップ | 2024年8月版

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初の巨大地震注意発表、南海トラフ巨大地震発生の確率が上昇

2024年8月8日午後4時43分ごろ、宮崎県南部で震度6弱の地震が発生しました。この地震の震源地は南海トラフ巨大地震の想定震源域内であったため、「初の巨大地震注意」が発表されました。

現在、地震調査委員会は「今後30年以内にマグニチュード(M)8~9級の地震が70~80%の確率で発生する」と予測していますが、今回の地震により「通常よりも数倍の発生確率に高まった」と指摘しています。

エムポックス(サル痘)でWHOが緊急事態宣言

アフリカ中部のコンゴ民主共和国を中心に、エムポックス(サル痘)の感染が拡大しています。エムポックス(サル痘)の主な症状は、発熱、悪寒、リンパ節の腫れ、頭痛、筋肉痛などで、特に皮膚に発疹が現れ、膨らんで水疱(すいほう)になることが特徴です。

エムポックス(サル痘)の致死率は1~10%とされていますが、乳幼児や妊婦、免疫不全の方は重症化するリスクが高くなります。

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気になるニュースをピックアップ | 2024年7月版

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トランプ前大統領が選挙集会中に銃撃

トランプ前大統領が選挙演説中に銃撃され、右耳を負傷しました。命に別状はありませんでしたが、選挙集会に参加していた消防士のコリー・コンペラトーレさん(50)が、自身の家族を守ろうとして銃弾に当たり、命を落としました。

平均寿命が3年ぶりに前年超え

2023年の日本人の平均寿命は、男性が81.09歳、女性が87.14歳で、男女ともに前年を上回り、3年ぶりの増加となりました。

男性 女性
2023 81.09 87.14
2022 81.05 87.09

厚生労働省は、新型コロナウイルスによる死亡率の低下やがんによる死亡減少が長寿化に寄与したと分析しています。また、国際比較では、男性は前年の4位から5位に後退し、女性は1位を維持しました。

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