最近気になるニュース:WHOが「サル痘(さるとう)」に緊急事態宣言。

Author:看護予備校KAZアカデミー

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現在、コロナの「第7波」がやってきている中、世界保健機関(WHO)は23日、動物由来のウイルス感染症「サル痘」について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言した。

欧米各国では、感染した1人が4人に感染させるペースで異例の広がりをみせており、いずれ日本にも入ってくる恐れがあります。

サル痘(さるとう)とは

根絶された天然痘に似た「サル痘ウイルス」に感染して起きる病気です。

1958年にサルで初めて確認されたことから命名されており、70年に初めてアフリカのザイール(現コンゴ)でヒトへの感染が報告されました。

実際は、サルよりも主にリスやネズミなどのげっ歯類がウイルスを持っていて、かまれるとうつる病気です。

サル痘のウイルスの潜伏期間

通常7日から14日間

サル痘の症状

発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などが1日から5日間続き、その後、発疹が出ます。

基本的には、軽症といわれていますが、子供や妊婦は重症化する可能性もあります。また肺炎や敗血症などの合併症には注意が必要です。

感染経路

感染動物に咬まれること、あるいは感染動物の血液・体液・皮膚病変(発疹部位)との接触による感染が確認されている。

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