
看護学校の面接では、「最近気になるニュースはありますか」と聞かれることがあります。
この質問で見られているのは、ニュースをどれだけ詳しく知っているかだけではありません。
社会の出来事に関心を持っているか、自分の考えを落ち着いて話せるか、そして看護師を目指す立場として何を感じたのかが見られます。
看護学校の面接でニュースを話す時は、ニュースの説明だけで終わらせず、「自分は何を感じたのか」「看護師を目指す立場として何を大切にしたいのか」まで話すことが大切です。
看護学校の面接でニュースを話す時の基本
最近気になるニュースを聞かれた時は、次の流れで答えると話しやすくなります。
② そのニュースで何が起きたのか
③ 自分は何を感じたのか
④ 看護師を目指す立場として、何を大切にしたいのか
この流れで話すと、ニュースの説明だけで終わりません。
面接では、難しい言葉を使う必要はありません。
大切なのは、ニュースを見て終わりにするのではなく、自分の考えを自分の言葉で話すことです。
ニュースを選ぶ時に気をつけたいこと
看護学校の面接では、どのニュースを選んでもよいわけではありません。
政治的な主張が強く出やすいニュースや、事件性が強いニュースは、話し方に注意が必要です。
一言で説明できるニュースを選ぶ
自分の考えを話しやすいニュースを選ぶ
強い批判や決めつけになりやすい話題は注意する
特に看護受験では、「人の命」「不安を抱えた人への関わり」「相手の立場を考える姿勢」につなげやすいニュースを選ぶと、面接で話しやすくなります。
ニュース例① 山上被告に無期懲役判決|命の重さを考えるニュース
安倍晋三元首相の銃撃事件をめぐり、奈良地裁は2026年1月21日、山上徹也被告に無期懲役の判決を言い渡しました。
このニュースは、命の重さについて考えるきっかけになります。
ただし、政治的な考えや判決への賛否だけを強く話すと、看護学校の面接では伝えたい内容から離れてしまいます。
そのため、このニュースを話す時は、「暴力によって命が奪われることの重さ」や、「残された人の心の傷」に目を向けるとよいです。
このニュースの使いやすさ
理由:政治的な話や判決への賛否に寄りやすいから
使う時のポイント:命の重さと心の支援に話をつなげる
看護受験生として考えたいこと
事件のあと、家族や周囲の人にも心の傷が残ること
強い感情だけで話さず、冷静に受け止めること
看護師は、体だけでなく心の状態にも気づく必要があること
面接での答え方の例
このニュースを見て、どのような背景があっても、人の命が奪われることを軽く考えてはいけないと感じました。
また、事件では被害者の家族や現場にいた人の心にも、大きな傷が残ると思います。
看護師を目指す者として、病気やけがだけを見るのではなく、不安や悲しみを抱えている人の心にも気づける人になりたいです。
このニュースを話す時の注意点
このニュースは、話し方に注意が必要です。
判決が重いか軽いか、政治的にどう考えるかを中心に話すと、看護師を目指す立場としての考えが見えにくくなります。
政治的な主張に寄せすぎない
加害者や被害者について決めつけた言い方をしない
最後は、命の重さや心の支援に話を戻す
看護学校の面接では、強い意見を言うことよりも、人の命や心に対して、どのような姿勢を持っているかが大切です。
ニュース例② 日本国内のパンダ返還|別れを経験した人の気持ちを考えるニュース
2026年1月27日、上野動物園の双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が中国へ向けて出発しました。
このニュースは、医療ニュースではありません。
しかし、長く親しまれてきた存在がいなくなることから、別れや喪失感を経験した人の気持ちについて考えることができます。
看護の場面でも、患者さんは病気や入院によって、これまで通りの生活から離れなければならないことがあります。
その時に、患者さんが感じる寂しさや不安を軽く扱わず、相手にとって何が大切だったのかを考える姿勢が必要です。
このニュースの使いやすさ
理由:やさしい話題だが、看護とのつながりを自分で作る必要があるから
使う時のポイント:寂しさや喪失感を、患者さんの気持ちにつなげる
看護受験生として考えたいこと
入院や病気でも、これまでの生活から離れるつらさがあること
相手にとって大切なものを、周りが軽く扱わないこと
看護では、身体だけでなく心の変化にも気づくことが大切であること
面接での答え方の例
このニュースを見て、人は大切にしてきたものと離れる時、寂しさや不安を感じるのだと思いました。
看護の場面でも、患者さんは入院や病気によって、今まで通りの生活から離れなければならないことがあります。
そのような時に、相手の気持ちを軽く扱わず、その人にとって何が大切だったのかを考えられる看護師になりたいです。
このニュースを話す時の注意点
このニュースは、「パンダがいなくなって寂しいです」だけで終わると、看護学校の面接では弱くなります。
必ず、看護師を目指す立場として何を考えたのかまで話しましょう。
患者さんの気持ちにどうつながるかを話す
入院や病気による不安と結びつける
最後は、看護師として大切にしたい姿勢を伝える
面接で答える時の型
最近気になるニュースを聞かれた時は、次の型を使うと答えやすくなります。
このニュースでは、〇〇が起きました。
私はこのニュースを見て、〇〇の大切さを感じました。
看護師を目指す者として、〇〇を大切にしていきたいです。
この型に当てはめると、ニュースの説明、自分の考え、看護師としての姿勢を順番に話すことができます。
例文
このニュースを見て、私は〇〇の大切さを感じました。
看護の場面でも、患者さんは〇〇のような不安を抱えることがあると思います。
だからこそ私は、相手の気持ちに気づき、安心してもらえる声かけができる看護師になりたいです。
面接では、ニュースを完璧に説明する必要はありません。
大切なのは、そのニュースから何を感じ、看護師を目指す自分にどうつながったのかを話すことです。
ニュース質問だけで面接対策を終わらせない
最近気になるニュースへの答えを準備することは大切です。
しかし、看護学校の面接では、ニュース以外にも多くの質問が出されます。
なぜ本校を志望したのですか
高校生活で頑張ったことは何ですか
あなたの長所と短所は何ですか
入学後、どのように学びたいですか
ニュースの答え方だけを準備しても、面接全体の対策としては足りません。
「なぜ看護師を目指すのか」、「なぜその学校で学びたいのか」、「自分の経験をどう伝えるのか」まで、面接で話せる形にしておくことが必要です。
面接では、答えを丸暗記するよりも、自分の経験や考えをもとに自然に話せるようにしておくことが大切です。
KAZアカデミーでは、看護学校の面接対策として、志望動機、自己PR、よく聞かれる質問への答え方を一緒に考えていきます。
受験校やこれまでの経験をもとに、面接で自然に話せる内容まで作っていきます。
面接で何を話せばよいか分からない
最近気になるニュースを看護につなげられない
志望動機書の文章にも不安がある
面接本番では、頭の中で分かっていても、実際に話すと言葉が止まることがあります。
だからこそ、事前に答えを作り、声に出して練習しておくことが大切です。
看護学校の面接対策や志望動機の作成に不安がある方は、KAZアカデミーの面接対策ページをご覧ください。
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