まだまだ医療ミスがなくならない!?その原点には、人のマイナス部分に潜んでいる。

Author:看護予備校KAZアカデミー

時間

「医療ミス」この言葉は、

患者の命を預かる「医者」や「看護師」その他、医療関係者には

大きくのしかかる言葉でもあります。

人は、失敗をしようとして、失敗をする人はいないでしょう。

しかし、人は、機械ではないので、

どれだけ、一生懸命に仕事をしても

どうしてもミスをしてしまう生き物だと思います。

スポーツで例えるとわかりやすいのですが、

何十回、何百回、何千回と練習をしていても、

本番で、なんてことない場所で失敗をしてしまう

それが、「人」という生き物だと思います。

しかし、医療では、「なんてことないミス」

スポーツとは違い、人の命を奪ってしまう

ところが重要なポイントであります。

この度、千葉大学医学部付属病院でおこった事件は

コンピューター断層撮影(CT)には、癌が写っていたのにもかかわらず

担当医が報告書を見落としてしまったことです。

約30歳~80歳代の患者9人が癌である中、

そのまま見過ごしてしまったと発表しました。

残念ながら、その内の2名が癌で死亡したということです。

もちろん、過去のことを言っても何一つ変えることができないので

どうしようもありませんが、

なぜそのミスが起こったのか?

これには、十分な時間を書ける必要はあるかもしれません。

そして、「人は失敗をする生き物」という前提で、

重要なことは、人一人に任せるのではなく

何重にもチェックする必要があると

改めて教えられた事案でもあります。

これは、氷山の一角だと言われていますが、

ミスを見つけることに、力を注ぐのではなく

どうすれば、ミスがなくなるのか?

それに力を入れてもらえることに期待したいです。

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