オンライン服薬指導によって変わる医療社会

Author:看護予備校KAZアカデミー

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本日は、看護受験に役立つ気になるニュースを看護予備校のKAZアカデミーが受験生の皆様にお伝えします。

今、オンライン服薬指導によって医療社会が変わろうとしています。

この時期(2021年4月)になっても尚、新型コロナウイルスは終息しておらず、むしろ、Covid-19の感染者は再び増加傾向です。

この状態が続けば、救われていた命も失ってしまう可能性もあります。

現在、

病気 = 新型コロナウイルス感染

のイメージが強いが、病気は決して新型コロナウイルスだけではありません。

感染を恐れ薬をもらいに行けず苦しんでいる患者も増えています。

その中で、新型コロナ感染拡大防止のための時限的措置として発出された「0410対応」によりオンライン服薬指導がより一層注目を浴びました。

※ 0410対応とは、新型コロナ感染拡大防止を目的に、診療や服薬指導における対面原則が時限的に緩和されたもの

それではオンライン服薬指導について詳しく見ていきましょう。

1.オンライン服薬指導とは

オンライン服薬指導とは、パソコンやスマートフォンなどを使用して薬剤師が患者に薬の飲み方を説明するシステムである。

従来では、服薬指導は原則として薬剤師が対面で指導することが義務づけられており、

これはオンライン診療においても適用され、これは遠隔による診療を十分に生かせていない部分の一つでもあった。

2.オンライン服薬指導の必要性

オンライン服薬指導により、離島や僻地などの医療資源の乏しい地域に住む患者や様々な事情によって、

外出が困難な患者の負担を軽減することができるだけでなく、薬剤師の負担軽減や業務の効率化にも繋がります。

しかし、オンライン服薬を利用するまでに面倒なことや条件があります。

3.オンライン服薬指導の課題

ここまで、オンライン服薬指導の利点を述べてきたが、もちろんまだまだ課題は残されている。

それはシステムの整備やコミュニケーションの質である。

オンライン服薬指導を行うにあたって、医師や薬剤師側はもちろん、患者側にもシステムの整備がなされていないとダメである。

まとめ

新型コロナウイルスが蔓延する中、医療逼迫という言葉を聞くだけで多くの人が不安になっているのは事実である。

オンライン服薬指導という新しいシステムにより、不安を抱えている患者様が少しでも安心できることを願うのだが。

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