約5000人の外国人看護師・介護福祉士が誕生・・・高齢化社会の助けとなるか?

Author:看護予備校KAZアカデミー

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近年の日本の高齢化社会は、続く一方です。その中で、日本人看護師・介護福祉師が増加していますよね。

でもそれだけでは、間に合わない!?

なんて声も聞こえてきます。

その理由は、2025年には、団塊の世代(第一次ベビーブーム)の時期に誕生した方々が

75歳を超えるからです。

それだけ言われてもパッとしませんよね。

簡単に言えば、

国民の3人に1人が65歳以上になり、5人に1人が75歳以上

になっていきます。

あなたの周りを見渡せば、「おじいちゃんとおばあちゃん」しかいないということです。、

想像するだけで、大変な社会へと進んでいます。

高齢化が進むことにより、看護師・介護士の必要性は、膨らむ一方、

まだまだ、安心できる人数には、到達していません。

外国人看護師・介護福祉士が誕生の秘話

徐々に外国人看護師・介護福祉士の話題も増えてきました。

日本は、経済連携協定(EPA)により、 

  • 平成20年度から、日・インドネシア経済連携協定
  • 平成21年度から、日・フィリピン経済連携協定日
  • 平成26年度から、ベトナム経済連携協定

により、外国人看護師・介護福祉士候補者(「外国人候補者」)を医療現場の受入れを実施しています。

平成29年9月1日時点では、3国併せて約4,700人近く

まで増加しています。

もちろん、この受入れに対して、現在の日本社会における、看護や介護の労働力不足を補うものではなく

相手国からの強い要望があることで、経済の活動の一種として取り入れたものであります。

外国人看護師・介護福祉士において、ベトナム人の合格率が高い理由

今年度、初めて受験資格を取得した95人のうち、合格者は、89人に上りました。

インドネシア人は、161人中62人
フィリピン人は、164人中62人

この数字を見れば、いかにベトナム人が今年度合格しやすかったかわかりますよね。

その理由に、今年度のベトナム人に対して、日本語能力試験において、

合格基準が甘かったのでは!?

なんてことも話されています。

外国人看護師・介護福祉士が日本の社会の救世主となるか!?

なんといっても、高齢化。

この悩みの種で、日本社会も苦しんでいます。

もちろん、若者と高齢者の比率が上手くいっていれば、このようなことには、

なっていなかったのですが、いまさら言っても遅いことですよね。

もちろん、日本社会は、日本人自身がしっかりと受け止める必要がありますが、

人数不足は、補うことはできませんよね。

外国人看護師・介護福祉士と連携を上手くとることにより、

日本の高齢化社会を、円滑に過ごしていくことができるかもしれませんね。

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