気になるニュースをピックアップ | 2025年11月版

Author:看護予備校KAZアカデミー

大分市佐賀関で大規模火災 170棟超焼失

大分市佐賀関で、170棟を超える建物が焼失する大規模火災が発生した。焼失面積は約4万8900㎡に達し、1名の死亡も確認されている。海風が強かったことや道路の狭さ、乾燥した環境など、複数の条件が延焼を拡大させたとみられる。火災が起きたのは2025年11月18日の夕方で、出火原因の調査が続いている。

【看護師としての注目ポイント】

避難所では、持病が悪化したり、感染症が広がりやすくなったりと、健康面でさまざまな課題が生じる。また、トイレや衛生環境の悪化、長時間の座位による血栓リスクなども問題となる。さらに、住まいを失った喪失感や先の見えない不安に対して、心の支えとなる関わりも欠かせない。災害看護では、身体のケアと心理的ケアの両方を視野に入れて支援する姿勢が求められる。

【面接で聞かれそうなこと】

・大規模火災や地震などの災害が起きたとき、看護師にはどのような役割が求められると思うか。
・在宅医療を受けている人や高齢者が多い地域で、日頃からどのような防災の準備が必要だと考えるか。
・避難所での健康管理やメンタルケアについて、看護師としてどのような支援をしたいか。
・災害ニュースを見て、あなた自身の「なりたい看護師像」にどんな影響があったか。

米史上最長の政府機能停止(米政府閉鎖、43日目で終了)

2025年10月初め、アメリカでは連邦予算が成立しなかったため、一部の政府機関の業務が停止する事態となった。議会の対立が解消せず、停止期間は43日間に及び、過去最長となった。11月12日になって、トランプ大統領が翌年1月末までのつなぎ予算に署名したことで、ようやく政府機能が全面的に再開した。

【看護師としての注目ポイント】

政府閉鎖中には、感染症の監視や統計の公表が遅れたり、一部の行政サービスが停止したりする可能性がある。これは、ワクチン政策や感染症対策、災害対応の遅れにつながるおそれがある。公衆衛生の土台が揺らぐと、現場の医療機関だけでは対応しきれない問題が増えるため、「行政と医療の連携」がどれだけ重要かを考えさせられる。

【面接で聞かれそうなこと】

・政府の予算や社会保障制度の混乱が、国民の健康にどのような影響を与えると考えるか。
・看護師は、医療行為だけでなく、患者の生活や社会背景をどのように支えていくべきだと思うか。
・経済的に厳しい状況にある患者や家族に対して、看護師としてどのような関わり方をしたいか。
・「政治や制度と健康のつながり」について、このニュースから学んだことを自分の言葉で説明してみてほしい、と聞かれる可能性がある。

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看護学校の面接で気になるニュースまとめ

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