医療制度・病院のしくみに関する用語|余裕があれば確認したい用語(4-4)

Author:看護予備校KAZアカデミー

時間

7対1入院基本料

7対1入院基本料とは、入院患者7人に対して看護職員1人を配置する体制を評価する診療報酬上の考え方です。主に急性期の病院で、手厚い看護体制を整えているかを見る時に使われます。患者の状態をこまめに確認し、安全に入院生活を送れるようにするために重要です。

病床機能報告制度

病床機能報告制度とは、病院が自分たちの病床がどのような役割を持っているかを報告する制度です。高度急性期、急性期、回復期、慢性期などに分けて、地域にどのような病床が必要かを考えるために使われます。地域の医療体制を整えるために大切な制度です。

地域医療構想

地域医療構想とは、将来の人口や高齢化を考え、地域にどのような医療体制が必要かを考える取り組みです。急性期の病床、回復期の病床、慢性期の病床などを地域ごとに見直し、必要な医療を受けられる体制づくりを目指します。

医療計画

医療計画とは、都道府県が地域の医療体制を整えるために作る計画のことです。救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、在宅医療など、地域で必要な医療をどのように提供するかを考えます。住民が安心して医療を受けられるようにするための計画です。

医療圏

医療圏とは、医療を提供する範囲を地域ごとに分けたものです。身近な診療を受ける範囲や、入院・専門的な治療を受ける範囲などを考える時に使われます。地域の人口や病院の数、交通の状況などをもとに考えられます。

薬価基準

薬価基準とは、公的医療保険で使われる薬の価格を決めた基準のことです。病院や薬局で保険診療として薬を出す時、この基準をもとに医療費が計算されます。薬の費用や医療保険制度と関わる重要な仕組みです。

院外処方

院外処方とは、病院や診療所で診察を受けたあと、薬を病院内ではなく、外の薬局で受け取る仕組みのことです。医師が処方せんを出し、患者は薬局で薬剤師から薬の説明を受けます。薬の飲み合わせや使い方を確認しやすくする役割もあります。

患者申出療養制度

患者申出療養制度とは、患者が希望する先進的な医療について、国に申し出ることで、保険診療と保険外の医療を組み合わせて受けられる可能性がある制度です。まだ一般的な保険診療になっていない医療を受けたい場合に関係します。ただし、安全性や有効性を確認したうえで行われます。

保険外併用療養費

保険外併用療養費とは、保険診療と保険が使えない医療を、一定の条件のもとで組み合わせて受ける時に関係する制度です。通常、保険診療と自由診療を混ぜると全額自己負担になりますが、認められた場合は保険診療の部分に保険を使うことができます。

先進医療

先進医療とは、将来保険診療に取り入れられる可能性がある、比較的新しい医療技術のことです。国が一定の基準で認めた医療機関で行われます。先進医療そのものの費用は自己負担になりますが、通常の診察や検査などには保険が使える場合があります。

看護受験で知っておきたい医療用語集|小論文・面接で使える基本ワード

看護 予備校 KAZアカデミーが作成。看護受験に役に立つ学習一覧

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