前回は、なぜ
「1次関数と2次関数」のグラフが異なるのか!?
を説明しましたよね。
では、
今回はグラフを書いてみましょう。
2つの問題を用意したので
解いてみて下さい。
それでは、
まず1問目。
これは、「1次関数」と「2次関数」どちらですか?
そうです。
「1次関数」
ですよね。
ということは直線の式になります。
「1次関数」のグラフの書き方のコツは、
まず
切片を決めること。
で、
どこに点を付けるのか!?
このオレンジの位置になります。
そして、
もう一つの点の取り方ですが、
せっかくなので、
式から点を見つけたいと思います。
でもその前に、
一箇所だけ注目すべきところ
があります。
この部分を分数にしておくと
楽に、もう一つ点を取ることが出来ます。
解りやすいように
色を付けてみますね。
分数の通りに、
切片の位置から進むだけで
もう一つの点が取れましたね。
後は、結んであげるだけでOKです。
これで、一次関数は出来上がりです。
では、2問目です。
これは、どっちのグラフですか?
そうです。
2次関数ですよね。
もし見分け方を忘れた人がいれば、
前回の「2次関数の見分け方」を
見直してくださいね。
で、
先ほどと同じように
グラフだけを見て書きたいところ
なのですが、
残念ながら2次関数は無理なんです。
なので、
式から計算して点を取らなければなりません。
面倒くさいな・・・
なんて思いましたか?
でも、そんなに多く計算する必要はありません。
大体、【1・2・3】ぐらいまで計算すれば
グラフを作ることができます。
それでは、この表を見ながら点を取ります。
点を取ることはできましたか?
後はこの点を結んであげます。
但し、
2次関数は曲線
なので注意してくださいね。
できましたか?
曲線を上手に書けるまで、
少し時間がかかりますが
曲線を上手にかけた時には、
2次関数が理解できている頃合いでしょう。
◆ 看護受験の必須 二次関数を完璧に理解できる解説集 ◆
- Q1.2次関数とは
- Q2.グラフの見分け方のコツ
- Q3.グラフを書き方
- Q4.定義域・値域(1)
- Q5.定義域・値域(2)
- Q6.関数f(x)とは?
- Q7.上に凸と下に凸の見分け方。
- Q8.y=ax^2+qの「q」って何?
- Q9.y=a(x-p)^2の「p」って何?
- Q10.「p」と「q」が放物線の頂点。
- Q11.平方完成って何?
- Q12.平方完成の応用編
- Q13.放物線の平行移動①
- Q14.放物線の平行移動②
- Q15.象限って何?
- Q16.最大値・最小値って何?
- Q17.最大値と最小値の範囲を見極めよ①<
- Q18.最大値と最小値の範囲を見極めよ②
- Q19.軸に文字を含む場合の最大値と最小値①
- Q20.軸に文字を含む場合の最大値と最小値②
- Q21.軸に文字を含む場合の最大値と最小値③
- Q22.共有点の求め方
- Q23.判別式を使いこなそう。
- Q24.放物線とx軸が「異なる2点で交わる」問題。