看護学校の受験を目指す社会人が志望動機書を書く前に知ること

Author:看護予備校KAZアカデミー

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看護学校の受験を目指す社会人が志望動機書を書く前にやっておくべきこと

看護学校の受験までに自分が経験してきたことをピックアップ

看護学校を受験する前には、志望動機書を作成しなければなりません。その志望動機書を元に、看護学校の受験面接もおこなわれます。

志望動機書を書く必要のない学校も中にはありますが、しっかりとした志望動機書を作っておかなければ、看護学校の面接で失敗してしまうでしょう。

とはいっても、志望動機書をいきなり書くことはできませんし、その内容が明らかに看護師になりたい気持ちが薄いものであれば、もう少し考え直す必要があります。

当たり前のことですが、看護学校の面接官とは、初対面なので初対面の人に、自分の看護師になりたい気持ちを100%わかってもらうには、それなりの準備をしておく必要があります。

それではまず初めに、自分がどういった経緯から看護師を目指そうと思ったのかを、紙面上にピックアップしてください。恐らくいくつか選択肢が出てくるのではないでしょうか?

    1. 例えば、
    2. ① 自分が幼少時代に事故で入院した時の看護師さんの対応を見て看護師を目指そうと思った。
    3. ② おばあちゃんが入院している時、自分の家族に対する看護師さんの対応を見て看護師を目指そうと思った。

ここで注意しなければならないのが、にしてもにしても、

なぜ一旦、看護師を目指すことをやめて社会人になったかも重要ですよね。

本来、看護師を目指そうと思っているのであれば、「高校卒業後」または「浪人後」に看護学校の受験をしているはずです。これらも含めて志望動機書を作る必要があります。

しっかりと、面接でも答えれるように志望動機書を作って下さい。決して、面接官を誤ますような志望動機書を作ってしまうとすぐに、嘘がばれてしまうので自分の経験上のことを書きましょう。

看護学校の受験の志望動機書はコピペ厳禁

社会人は高校生と比べ、社会にでたことによって、インターネットの使い方やスマートフォンでの調べ方にある程度、慣れたのではないでしょうか?困った時に、調べることができるのは本当に便利ですよね。

しかし、看護学校の受験で提出する志望動機書は、絶対に他人の物を引用してはいけません。仮に引用したとしても、面接官にすぐばれてしまうでしょう。

なぜなら、看護学校の面接では、志望動機書を元に面接します。他人の志望動機を真似しても、細かく面接官に聞かれたら答えれないですよね。

例えば、私が幼少時代、母が心臓病を患いました。まだ私は、小さかったので、病院に行く時、いつも母と一緒について行っていました。母は、家ではいつも辛そうにしていましたが、看護師さんと話すことにより、「ホッ」とした表情をしていました。母に対する看護師さんの優しい笑顔を見て、私も病気で困っている人に、優しく声をかけれる看護師さんになりたいと思いました。

この文面を少し変え提出しても、看護学校の面接官に、「心臓病の何ですか?」「どこの病院ですか」「いつからその病状は始まっていましたか

など事細かに聞かれた場合は、自分が経験していないので、答えることができないでしょう。もし仮に、志望動機書に書く内容が、上手く見つからないのであれば、近くの病院でもいいので、見学しに行ってください。その看護師さんの姿を見れば、すぐに志望動機書は書けると思います。

コピペは、あなたの看護学校合格の足を引っ張ってしまうでしょう。

看護学校の受験の志望動機書は自分の分身

看護学校の受験で、筆記テストに気を取られてついつい軽視してしまうのが、「志望動機書」「面接対策」です。筆記試験と同じぐらい、「志望動機書」と「面接対策」は、しなければなりません。

なぜそこまで志望動機書と面接が大切なのでしょうか?

看護学校の受験に合格するということは、多くの方が国家資格を取得し、看護師になることができます。看護師になってから、ほとんどの方が、最初は、付属の病院で勤務することになるでしょう。

要するに、看護学校に合格=就職できることも決まっているといっても過言ではありません。

皆さん社会人経験をお持ちなのでわかるとは思いますが、就職試験は簡単にいきましたか?就職するために、志望動機書の作成や面接対策をたくさん行ってきたと思います。

看護学校の受験は、「筆記テスト」「志望動機書と面接」が必要になります。

看護師ではない通常の仕事も志望動機書一つで、あなたの就職を左右するでしょう。それと同じく、看護学校の受験も志望動機書が非常に重要になります。

しっかりと、看護師になりたい理由を、志望動機書には書きましょう。そして理想は、どこの誰があなたの志望動機書を読んでも、看護師になるべき人だと思ってもらえる志望動機書を書くといいと思います。

決して、筆記テストでいい得点を取ったからといって、看護師になれるわけではありません。筆記テストの出来が悪くても、皆さんの分身となる志望動機書が、看護学校の受験を合格に導いてくれる事もありますので、筆記テスト同様にじっくりと時間をとって作成してください。

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