看護学校の受験を目指す社会人が志望動機書で伝えたいこと。
看護学校を受験する社会人が志望動機書で対応力の高さをアピール
社会人の皆様が、看護学校の受験で提出する志望動機書は、あなた自身をアピールできるものでもあります。面接では緊張して、あまり自己アピールができないこともありますが、志望動機書は前もって作成することができますので、できる限り自分の能力の高さをアピールしたいものです。
しかし、あまりにも、アピールしすぎると、この子は「話を大きくして志望動機書を書いてるな。」と看護学校の面接官にすぐ、見破られるでしょう。
看護学校の受験に提出する志望動機書を作っていく中で、まず初めに、社会人の皆様に考えてほしいのが「なぜ看護師になりたいと思った」のかです。よくある志望動機書は、
「小さい頃から人を助けることが好きで、人助けの仕事に興味を持っていました。」
これでは全く、看護師になりたいという志望動機にはなりません。では、下記の例文ではどうでしょうか?
私が、看護師を目指した理由は、小学生の時に、私の祖母が倒れたことがきっかけです。小さかった私は、どうすることもできず、すぐに母を呼びに行きました。
母が、すぐに、救急車を呼び祖母は一命を取り留めました。その後、病院に行く機会も増え、看護師さんとお話しする機会も増えました。おばちゃん子であった私は、いつも祖母が病院のベッドで寝ている姿をみると不安で仕方ありませんでした。
不安そうな顔している私を見て、いつも看護師さんが優しく「おばあちゃんは元気だからね。」と声をかけてくれました。その時の看護師さんをみて、いつか私も、あの時の看護師さんのようになりたいと思い、この度、看護師を目指しました。
①おばあちゃん子である優しい一面をアピールできてますよね。
②すぐに母を呼びに行くことができる素早い対応能力が見れますよね。
③看護師でなければならない理由がありますよね。
「○○だから看護師になりたい」では、みんな同じような内容の志望動機書になってしまいます。このように、当時の出来事を鮮明にしてあげることで、あなたの「対応能力」や、「人間性」を書いてあげることで、看護学校の受験面接に、あなたの人間性を理解してもらえるかもしれません。
看護学校を受験する社会人は志望動機書で人柄をだすべき
看護学校の受験で必ず書かなければいけないのが志望動機書です。では志望動機書では、どのような事に注意する必要があるのでしょうか?
上記にも書きましたが、一つ一つを鮮明に書いていくことで、あなたの「人間性」が、浮きでてきます。看護師を目指そうと思われる皆様は、本当に心の優しい人ばかりだと思います。
しかし、当たり前のことですが、看護学校の受験の面接では、面接官とは初対面であります。その初対面の看護学校の面接官に、自分をいかに知ってもらうかは、「志望動機書」や「受験面接」での「言動」「態度」が重要になります。
ではどうすれば、志望動機書の中で人柄を出すことができるのでしょうか?
私が看護師を目指そうと思ったのは、今の会社の上司が倒れたことがきっかけでした。私が上司と一緒に営業に回っている際、上司が突然倒れました。原因は心筋梗塞でした。
私は何もできず、大声で「誰か助けて~」と叫びました。本当にラッキーだったと思うのが、すぐに、駆けつけてくれた方が看護師さんでした。
私は看護師さんの「心臓マッサージ」などの迅速な対応に感動しました。その後、救急車が来て、上司は、一命を取り留めました。
助けて頂いた看護師さんにお礼をしたく、連絡を交換させて頂きました。そして、その後、看護師さんと仲良くなり、看護師の素晴らしさを聞くたびに看護師になりたいという思いが強くなり、この度、看護師を目指しました。
もちろん、わざわざ、志望動機書に、看護師さんにお礼を言いに行ったことなど、書く必要はありません。しかし、この時にあった現状をしっかりと、看護学校の受験面接や志望動機で伝えることによってあなたの人柄も出すことができるのではないでしょうか。
看護学校の受験で、初対面の面接官にわかってもらうには、こうした内容を書き入れても問題はありません。しかし、注意しなければならないのは、「恩着せがましく入れすぎるのはダメ」です。そして、決して、他人の志望動機を真似してはいけません。
看護学校の受験では、皆さんのアピールが非常に重要になってきます。面接で、もし緊張でガチガチになってしまっては、何もアピールすることができません。
志望動機書では少しは、自分のいいところも書いておきましょう。
看護学校を受験では、志望動機書の中で熱意をだすべき
看護学校の受験に合格するには、狭き門を通り抜ける必要があります。近年の看護学校の受験は、合格することが本当に難しくなっています。
その中で、看護師になりたいという思いをしっかりと受験では、伝えなければなりませんので、看護学校に受験する限り、看護学校の面接官に、看護師になりたいという熱意を感じてもらわなければなりません。
- 看護師になって○○の少しでも力になりたい。
- 看護師でなければ、○○をしてあげることができない。
など、看護学校を受験し看護師を目指すということは、看護師になりたい強い思いがあると思います。少しでも合格率を上げるために、筆記テストだけでなく他の受験生より劣らないようしっかりとアピールしますしょう。
学校側も本気で看護師になりたいと願う熱意のある学生さんに入学してもらえるのが一番うれしいです。
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