みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「前置詞」を含む関係代名詞について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 「前置詞」を含む関係代名詞 ◆
それでは早速やっていきましょう。
「前置詞+関係代名詞」の形
関係代名詞では、「前置詞+目的格」を一つのかたまりとして先行詞の後に続けることができます。
例えば、
次の2つの英文を関係代名詞を使って1文にせよ。
• She is the woman.
(彼女は女性です。)
• I talked with her yesterday.
(私は昨日彼女と話しました。)
この2つの英文の同一人物は、「the woman」と「her」ですが、「herの前にwith(前置詞)」があります。
このように前置詞がある場合には、先行詞の後に「前置詞 + whom」として続けることができます。
従って、
答え.She is the woman with whom I talked yesterday.
になります。
では、
では駄目なのか?ということですが、
どちらでも正解ですが、「前置詞+関係代名詞」の方が、文章の見た目もスッキリして好まれます。
それでは、例題を解いてみましょう。
次の2つの英文を関係代名詞を使って1文にせよ。
•This is the house.
• The writer was born in it.
2つの英文から「the house」と「it」が同一物だとわかります。
この英文では「itの前にin(前置詞)」があるので、前置詞ごと先行詞の後に「前置詞 + which」として使います。
従って、
答え. This is the house in which the writer was born.
になります。
「前置詞+関係代名詞」の注意点
上記では、「前置詞+関係代名詞」を説明しましたが、関係代名詞の中には、前置詞と一緒に使えないものがあります。
1つ目:「that」と「who」は「前置詞+関係代名詞」にできない。
✖ 前置詞 + that
✖ 前置詞 + who
2つ目:「句動詞の場合」は「前置詞+関係代名詞」にできない。
句動詞とは、前置詞と動詞の繋がり強いものを指します。
代表的な句動詞として、「get up」や「look for」があります。
getは「~を得る」という意味で使いますが、「get」に「up」をつけることで「起きる」と意味が変わります。
lookは「~を見る」という意味で使いますが、「look」に「for」をつけることで「~を探す」と意味が変わります。
このように、前置詞と動詞の繋がりが強い場合(句動詞の場合)には、「前置詞+関係代名詞」にすることができないので覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。