今回は、志望動機書で聞かれる「誠実性」が意味することについてみていきましょう。
誠実性の中には、
勤勉性
継続性
真面目さ
の3つの特性が含まれています。
「勤勉性」「継続性」「真面目さ」をどのようにアピールすれば「誠実性」を強調できるのか。
詳しく見ていきましょう。
勤勉性をアピールする方法
面接官が考える「勤勉性のある人」とは、「自発的にコツコツ地道にやることができる人」です。
なので、自ら進んでコツコツ地道にやってきた経験を書けば「勤勉性」をアピールすることができます。
例)私は、アパレルの店員として勤務していましたが、店の売り上げが停滞しておりこのままでは店が潰れるのではないかと思いました。そこで少しでも売り上げが伸びるようにと考え、毎日店頭で声を出し自社の商品の紹介し続けました。その甲斐あってか、前年度の売り上げの倍になるまでお店を成長させることができました。
継続性をアピールする方法
看護学校の面接官が考える「継続性のある人」とは、「3~4年間の看護学校生活を最後まで続けられる人」なのです。
例えば、
学校生活で一度も休んだことがない
トレーニングを10年間続けている
子供の頃からピアノを習い続けている
など、どんな些細なことでもいいので、ずっと続けて頑張ってきたことをアピールすれば
「継続性のある人」だと面接官に理解してもらえるでしょう。
真面目さをアピールする方法
看護学校の面接官が考える「真面目な人」とは、
「厳格な医療の現場で、きちんと規則や規律を守れる人」
なのです。
ただし、「私は規則をしっかり守る人間です」と言っても意味はありません。それは当たり前のことですので。
大切なことは、あなたを「不真面目な人」と面接官に思わせないことです。
「不真面目な人」と思われてしまいがちなケースとして、面接の質問でよくある「自分の短所について」話す際に、
「不真面目さ」を感じさせるエピソードを話してしまう事です。
例えば、
部活を頑張りすぎて勉強ができていなかった
アルバイトが忙しくて遅刻がちだった
このようなエピソードは「場合によっては規則や規律を守ることができない人」、と
と思われてしまうかもしれません。
「私は真面目だ!」と言う必要はありませんが、「私は不真面目だ」と思われないよう注意してください。
まとめ
「誠実性」をアピールするには、
・勤勉性 = 自発的にコツコツ地道に頑張ったこと
・継続性 = ずっと続けて頑張ってきたこと
・真面目さ= 遅刻をしたり学業をおろそかにしてこなかった
という点をしっかり意識しましょう。