助産師を目指すのに看護師の志望理由を書かなきゃいけない理由。

Author:看護予備校KAZアカデミー

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助産師を目指す学生にとって、なぜ看護師を目指す理由を書く必要があるのか。

と疑問に思う学生も多いと思いますが、助産師を目指すにも看護学校に入学するわけですから、「助産師は助産師」「看護師は看護師」という考え方はNGです。

例えば、看護師のスキルアップとして下記のようなものがあります。

看護師 → 認定看護師
看護師 → 専門看護師

これと同様に助産師も

看護師 → 助産師

と、スキルアップするものだと考えるべきです。

要するに、助産師は看護のことを全て知り、看護師として勤務も出来て当たり前という構図です。

とは言っても看護師になりたい志望理由がない場合どうすればいいのか。困りますね。

看護をベースに助産師なりたいことを上手く伝えよう。

看護学校はそれぞれ特色を持っており、「地域を中心とする学校」もあれば、「国際的に考えている学校」もあります。

(例①)『 私は将来、地域の方々から信頼を得ることができる看護を提供したいと考えています。』

この場合だと上手く助産師にふれていません。

さらに、

(例②)『将来的には、看護師としてのスキルを身につけながら、助産師も目指したいと考えています。』

後に、このように答えると、真面目で一生懸命頑張る学生であることをアピールすることができます。

一番最悪な理由は、

『助産師になるためには、看護学校で看護国家資格を取得しなければならないからです。』

これだと100%不合格になります。

忘れてはいけないのが受験校が看護学校であること。

上記でも伝えましたが、これから受験する学校は看護学校です。

助産師として選ばれるのもわずか数人です。

もし、入試であなたの点数がトップ5以内に入っていなければ現段階では助産師を目指すことは難しいでしょう。

それほど、助産師の道は厳しいものです。

にもかかわらず、面接で助産師を目指すことを中心に答えてしまうと、

看護学校はあなたを看護師として受け入れることもなくなります。

要するに、自分で助産師への道を閉ざしてしまう訳です。

なので、助産師を目指すならば「看護師としてあなたがどんな人材になれるか。」をアピールしましょう。

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