医療系小論文の解答例は、AO入試・公募入試・社会人入試を控える受験生に向けて、少しでもヒントになればと考え提供しております。
是非参考にして下さい。
今回の医療系小論文の解答例は「狭き門より入れ(新約聖書)について」です。
このテーマの小論文を書く上で下記のことを頭に入れておきましょう。
自分の意見・立場
「狭き門より入れ」という言葉は、困難を乗り越えて目的を達成するための努力や挑戦の重要性を示していると解釈している。
理由
生きていく中での試練や困難は避けられないが、これらを乗り越えることで真の成長や自己実現が得られると信じているから。
具体例・実体験
高校生の時、大きな病気になり、一時期は学校を休むことも考えられた。しかし、看護師としての夢を叶えるためには、この試練を乗り越える必要があると感じ、病気を乗り越えるためのリハビリや治療に励んだ。その結果、1年後には完治し、学業も順調に進めることができた。
まとめ
「狭き門より入れ」という言葉は、困難な道を選んでもその先には報われるものがあるという教えを示している。私の病気の経験を通じて、この教えの真実味を実感し、看護師としての道を進むことの意義や価値を改めて感じた。

小論文が上手く書けないという方は、解答例を読むだけでも小論文に慣れ親しむことができます。
お題:狭き門より入れ(新約聖書)について(800字)
【解答例】
一部の人々は、その言葉が示す基準があまりにも高すぎて、多くの人々がそれに追いつくことができないと考えている。また、このようなメッセージが人々に過度なストレスやプレッシャーをもたらすのではないかという指摘もある。だが、私は、この言葉の持つ意味や価値は非常に大きいと考える。
具体的な例として、過去の偉大な発明家や政治家たちを挙げることができる。例えば、トーマス・エジソンは、電球を発明する過程で何千回もの失敗を経験したと言われている。また、アメリカの大統領であるエイブラハム・リンカーンは、多くの選挙での敗北を経て、ようやく大統領に選出された。これらの偉人たちは、まさに狭き門をくぐるような過酷な試練を乗り越えて成功を収めたのである。これは、大きな成功や成果を得るためには、努力や試練を乗り越えることが不可欠であるという事実を示している。一方で、現代の多くの成功者たちも、ビジネスやスポーツなどの分野で、このような過酷な試練を乗り越えてきたというエピソードを持っている。
狭き門より入れという言葉には、人々に高い基準や努力を求めるメッセージが含まれている。しかし、それは不要な努力や負担を与えるものではなく、大きな成功や成果を得るための道しるべとしての役割を果たしているのである。よって、この言葉は、私たちが直面するさまざまな課題や試練を乗り越えるための指針として、有用なものであると私は考える。
