看護予備校のKAZアカデミーが「AO入試・公募入試・社会人入試・一般入試」の小論文対策のために「看護・医療系小論文の構成と解答例」を提供します。
小論文が苦手な学生は、読むだけでも勉強になるので是非参考にして下さい。
今回の看護・医療系小論文の解答例は「過去を振り返って今自信を持って頑張ったと言えること」です。
小論文はいきなり文章を書くのではなく、必ず段落の構成を考えてから書きましょう。
また、小論文が苦手な学生は、下記の「あなた専用の小論文ノート」から学習することができます。利用者は小論文が見違えるように上達しています。
過去の経験や出来事を振り返り、自身が取り組んだ課題や目標について述べます。その時の状況や困難、自身の思考や感情を具体的に描写し、読み手に理解させます。
自信を持って頑張った理由と動機
なぜその課題や目標に取り組んだのか、どのような動機や意義があったのかを明確に述べます。自身の目標や価値観、関心事などがどのように関与していたのかを説明し、読み手に共感を呼び起こします。
自己の成長や達成感
取り組んだ課題や目標において、自身がどのような成長や達成感を得たのかを具体的に挙げます。達成したことや乗り越えた困難、獲得したスキルや自信について説明し、自己の成長の過程を示します。
現在の自信と活用方法
過去の経験を通じて得た自信や学びを現在にどのように活かしているのかを述べます。具体的な例や事例を挙げながら、自身が過去の経験から得た知識やスキルを活用している様子を示し、読み手に共感や示唆を与えます。
メッセージや教訓
過去の経験から得た教訓やメッセージを読者に伝えます。自身の体験から導き出した価値や人生の指針、他の人への助言などを述べ、読み手に思考や行動のヒントを伝えます。
お題:過去を振り返って今自信を持って頑張ったと言えること。(800字)
【解答例】
私が過去を振り返って、今自信を持って頑張ったと言えることは、高校受験、自己分析、音楽活動の3つである。
最初に思い浮かぶのは、高校受験の経験である。私は中学校時代、勉強にあまり力を入れていなかったということもあり、周りの友人たちが試験で高得点を取っているのを見て、自分には勉強ができないと思い込んでいた。しかし、受験期になって焦りが生じ、本腰を入れて勉強を開始した。そして最終的に、自身でも驚くような成績を収め、第一志望校に合格することができたのである。この経験を通じて、自分にも計画を立てて目標を達成することができるのだと信じられるようになり、自己肯定感が高まった。
また、高校生活中には、自己分析を行うことで、自身がやりたいと思えることを見つけることができた。高校入学当初は将来自分が何をしたいのかが分からず、迷いが生じていた。そんな中で、自分が興味を持って取り組めることは何なのか、という問いの答えを見つけるべく、自己分析を行ったのである。その結果、病院で看護師として働くという進路が浮かび上がってきた。この自己分析のおかげで、私は今看護学校進学という目標に向けて全力で努力することができるようになったのである。
さらに、私は音楽活動にも意欲を持って取り組んできた。例えば、子どもの頃から習ってきたピアノが評価され、地域の有志で行うオーケストラに参加させてもらうことになり、演奏会にも出演することができた。また、高校では合唱部に入部したが、そこでは集団の中での歌い方を身に付け、歌唱力も大きく向上させることができたと実感している。
以上が、これまでに私が自信を持って頑張ったと言える主なものである。今後も、これらの過去の経験を生かして自分自身を成長させ続け、周囲の人々や社会に貢献できるような存在になりたいと考えている。