
医療系小論文の解答例は、AO入試・公募入試・社会人入試を控える受験生に向けて、少しでもヒントになればと考え提供しております。
是非参考にして下さい。
今回の医療系小論文の解答例は「今まで「こだわり」とどのように向き合ってきたのか。 」です。
このテーマの小論文を書く上で求められていることは、
・「こだわり」が自分自身や周囲の人々に与えた影響について書くこと。
・「こだわり」によって得られた成果や、それがもたらした経験から学んだことについて書くこと。
・「こだわり」に固執することが、自分自身や周囲の人々に与える可能性のある負の影響についても検討すること。
です。
「今まで『こだわり』とどのように向き合ってきたのか」というテーマでは、自分自身が抱える「こだわり」について、どのように向き合ってきたのか、
また、「こだわり」が自分自身や周囲の人々に与えた影響や、それがもたらした成果や経験も考察して書くことでより良い小論文となります。

小論文が上手く書けないという方は、解答例を読むだけでも小論文に慣れ親しむことができます。
お題:今まで「こだわり」とどのように向き合ってきたのか。(800字)
【解答例】
私は人生の中で、様々な「こだわり」に直面してきた。そして、それが価値のあるものだということを学び取りながらこだわりと向き合ってきたと考えている。
勿論、世間一般で考えられているように、こだわりを持つということにはリスクもある。例えば、私はあるとき、ある仕事においてこだわりすぎたために、納期が遅れるという事態に陥ったことがあった。その結果、クライアントから不満を言われてしまい、自分自身も大きなストレスを感じることとなった。だが、こだわりがもたらすプラスの側面は、そういったマイナスの側面を上回る価値を持っていると私は考える。
私が最初にこだわりに向き合ったのは、学生時代であった。高校時代、大学受験に向けて勉強に励んでいる時、私は自身の学習方法に対して非常に強いこだわりを持っていたが、その方法で学習することを貫いた結果、目標の大学に合格することができた。この経験から、私はこだわりを持つということの大切さを学んだのである。
その後も、私は趣味や仕事など、様々な場面で自身のこだわりを認識することになった。例えば、趣味の写真では、撮影する被写体や構図、編集方法などに対して明確なこだわりを持っている。また、仕事でも、クライアントからの要望に応えるために、細かな部分にまでこだわりを持って取り組むことがある。それらのこだわりにより、前者では、クオリティの高い写真を生み出すことができ、後者においては、丁寧なサービスを顧客に届け、信頼を得ることができた。
以上のように、私は人生の中で自身のこだわりに向き合いながら、その価値を学んできた。こだわりは、固執しすぎるとトラブルの原因ともなるものではあるが、目標を達成するために必要なものであり、人生を豊かにするものでもある。私はこれからも、こだわりと向き合い、その良い部分を上手く活用しながら生きていきたいと考えている。
