
医療系小論文の解答例は、AO入試・公募入試・社会人入試を控える受験生に向けて、少しでもヒントになればと考え提供しております。
是非参考にして下さい。
今回の医療系小論文の解答例は「過去を振り返って今自信を持って頑張ったと言えること。 」です。
このテーマの小論文を書く上で求められていることは、
・その経験や出来事から学んだことや成長した部分を明らかにすること。
・それらの経験がどのようにして今の自分に自信を持たせるようになったか説明すること。
・今、自分がどのように頑張っているかを具体的に述べること。
です。

小論文が上手く書けないという方は、解答例を読むだけでも小論文に慣れ親しむことができます。
お題:過去を振り返って今自信を持って頑張ったと言えること。(800字)
【解答例】
私が過去を振り返って、今自信を持って頑張ったと言えることは、高校受験、自己分析、音楽活動の3つである。
最初に思い浮かぶのは、高校受験の経験である。私は中学校時代、勉強にあまり力を入れていなかったということもあり、周りの友人たちが試験で高得点を取っているのを見て、自分には勉強ができないと思い込んでいた。しかし、受験期になって焦りが生じ、本腰を入れて勉強を開始した。そして最終的に、自身でも驚くような成績を収め、第一志望校に合格することができたのである。この経験を通じて、自分にも計画を立てて目標を達成することができるのだと信じられるようになり、自己肯定感が高まった。
また、高校生活中には、自己分析を行うことで、自身がやりたいと思えることを見つけることができた。高校入学当初は将来自分が何をしたいのかが分からず、迷いが生じていた。そんな中で、自分が興味を持って取り組めることは何なのか、という問いの答えを見つけるべく、自己分析を行ったのである。その結果、病院で看護師として働くという進路が浮かび上がってきた。この自己分析のおかげで、私は今看護学校進学という目標に向けて全力で努力することができるようになったのである。
さらに、私は音楽活動にも意欲を持って取り組んできた。例えば、子どもの頃から習ってきたピアノが評価され、地域の有志で行うオーケストラに参加させてもらうことになり、演奏会にも出演することができた。また、高校では合唱部に入部したが、そこでは集団の中での歌い方を身に付け、歌唱力も大きく向上させることができたと実感している。
以上が、これまでに私が自信を持って頑張ったと言える主なものである。今後も、これらの過去の経験を生かして自分自身を成長させ続け、周囲の人々や社会に貢献できるような存在になりたいと考えている。
