
医療系小論文の解答例は、AO入試・公募入試・社会人入試を控える受験生に向けて、少しでもヒントになればと考え提供しております。
是非参考にして下さい。
今回の医療系小論文の解答例は「10年後の自分について」です。
このテーマの小論文を書く上で求められていることは、
・今後どのような目標立てて、そのためにどのように努力をすべきかについて考え書くこと。
・自分自身が今後身につけておきたいスキルや資質について考察すること。
・今後のキャリアや生活について、自分自身がどのように役立てていきたいと思っている価値観について考えること。
です。
「10年後の自分について」というテーマでは、自分自身が10年後にどのような状況にいて、何をしていると思っているかを想像することが求められます。
そのために、今後どのような目標を設定すべきか、または設定した目標に向けてどのように努力をすべきかについて考えることが必要です。

小論文が上手く書けないという方は、解答例を読むだけでも小論文に慣れ親しむことができます。
お題:10年後の自分について(800字)
【解答例】
10年後の自分は、現在の自分より自己実現に近付き、自身の周囲の人々にとってより良い存在になり、幅広い分野で新しい経験を積み重ねていると私は考える。
私は今、自分自身を成長させるために、多くの努力をしている。10年後には、その努力が実を結び、自身の能力やスキルが向上しているだろう。職業としては看護師となり、医療現場にも慣れ、新人の指導に携わるような立場になっている頃であると考えられる。そうした成長により、自己肯定感が高まり、自分に自信を持つこともできるようになっているはずである。
また、私は友人や家族等、自身の周りの人々との繋がりを大切にし、彼らを支援するために自分の時間やエネルギーを注いでいる。10年後には、自分自身を成長させるだけでなく、周囲の人々の成長や幸福にも貢献することができるようになっているだろう。自分が持っている能力やスキルを最大限に活用し、周りの人々をサポートすることで、自己実現を果たすだけでなく、周りの人々にとっても価値のある存在になることができるのである。
さらに、私は10年後には、今よりも幅広い分野の活動や勉学に積極的に取り組んでいるだろう。一見、自分の目指す職業や専門等と関係のない事柄に見えても、それらが後々、間接的に自身のプラスとなることも少なくないと考えているからである。また、これまでの経験から、新しい環境や状況に身を置くことにより視野が広がり、成長することができるとも考えている。日々様々なことに挑戦し続けることで、自分自身の可能性を広げ、自己実現に繋げることができる。
以上のように、10年後の自分は、今よりも自己実現を果たし、自分自身と周りの人々に良い影響を与えながら、新しい経験を積み重ねていると私は考える。それは、私自身がそうなりたいと考える理想的な姿でもある。そのような未来を現実のものとできるよう、これからも努力を続けていきたい。
