看護・医療系小論文の解答例|56.人生における青春について

Author:看護予備校KAZアカデミー

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看護予備校のKAZアカデミーが「AO入試・公募入試・社会人入試・一般入試」の小論文対策のために「看護・医療系小論文の構成と解答例」を提供します。

小論文が苦手な学生は、読むだけでも勉強になるので是非参考にして下さい。

今回の看護・医療系小論文の解答例は「人生における青春について」です。

小論文はいきなり文章を書くのではなく、必ず段落の構成を考えてから書きましょう。

また、小論文が苦手な学生は、下記の「あなた専用の小論文ノート」から学習することができます。利用者は小論文が見違えるように上達しています。

立場

青春は学びと成長の特別な時期で、未来の自分を形成する基盤となる。

理由

この時期は好奇心が強く、失敗や成功を通じて自分や人間関係を深く理解するチャンスが多い。

具体例・実体験

・部活動での絆や努力、友人とのコミュニケーションの大切さを実際に体感した。
・クラス代表として、みんなの違う意見を尊重することの大切さを学んだ。
・夏休みのボランティアで、社会への貢献や他者への思いやりの大切さを感じた。など

結論

青春の経験は、良し悪しを問わず、人生を豊かにする大切な財産となる。

お題:人生における青春について(800字)

【解答例】

一般に人々が「青春」という言葉を聞くと、思春期の恋愛や友情、悩みや冒険、自由や独立などのイメージを持つことが多い。この時期のエネルギーと情熱は、人生の他のどの時期とも比べられないものがある。そのため、多くの文化や芸術作品でこの時期は特別視され、無限の可能性や、刹那的な美しさが称賛される。このように特別なものとして扱われる青春ではあるが、果たして本当に人生においてそれほど重要な時期なのであろうか。

青春というものが過大評価されすぎているのではないかという意見もある。成長過程における単なる一時期であり、その期間に抱える困難や、人生の他の時期の価値の評価が疎かにされているというのである。特に、現代の社会においては若者へのプレッシャーや期待が高まっており、それによって青春の楽しみや自由が奪われることも少なくない。しかし、青春の価値は決して過大評価されているわけではない、と私は考える。

例えば、ベンジャミン・フランクリンは青春の時期に多くの発明や研究を行った。彼は青春時代に電気に関する研究を進め、後に彼の研究は電気工学の基礎となった。また、マララ・ユスフザイは十代の頃に女性の教育の権利を求めて闘い、世界中から賞賛を受け、後にノーベル平和賞を受賞した。これらの事例も示す通り、青春は単なる「楽しい時期」というだけでなく、人生において大きな影響を与える期間なのである。

また、この時期にしかできない経験も少なくない。若いうちに積極的に新しいことに挑戦したり、自分自身の力を試すことで、後の人生での成功の礎を築くことができる。そして、その経験や知識は、大人になった後もずっと自身の財産として残り続ける。つまり、青春の期間における活動は、その後の人生の方向性を大きく左右するものなのである。

 以上より、青春は決して過大評価されているわけではなく、人生の歩みを決める重要な時期であると私は考える。

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