医療系小論文の解答例|1.ヤングケアラーについて

Author:看護予備校KAZアカデミー

2023年 第1回〆切まで
59 days 12 hrs 50 mins 12 secs

医療系小論文の解答例は、AO入試・公募入試・社会人入試を控える受験生に向けて、少しでもヒントになればと考え提供しております。

是非参考にして下さい。

今回の医療系小論文の解答例は「ヤングケアラーについて」です。

最近の医療系小論文で出題されやすい内容の1つです。

小論文が上手く書けないという方は、解答例を読むだけでも小論文に慣れ親しむことができます。

読む前もしくは読んだ後には、必ず練習してみましょうね。

小論文になれない間は、まずは真似して書いてみましょう。

お題:ヤングケアラーについて

【解答例】

 ヤングケアラーとは、病気や障害を持つ家族を支援するために、日常的に世話や介護を行う10代や20代の若者を指す。彼らは、日々の生活の中で家族のケアを担い、学校や社会活動とのバランスを取りながら、自分自身の成長や発展を追求している。こうした若者は、主に心理的な面において様々な問題を抱えている。

 例えば、ヤングケアラーの多くは、自身の状況が周囲に理解されず、孤独や社会的孤立を感じているという調査結果がある。また、自身にのしかかる責任やストレスによって、心身の健康や学業成績に悪影響があるということも報告されている。

 そのため、ヤングケアラーに対しては、支援や保護が必要であると私は考える。彼らを支援するためには、教育機関や医療機関、社会福祉団体などが連携し、適切な支援体制を整える必要がある。また、ヤングケアラーが自分自身の成長や発展を追求できるよう、自己肯定感や自己実現のための機会を提供することも大切だ。具体的には、ヤングケアラーのために専門のカウンセリングや心理支援、教育支援、社会支援、休息やレクリエーションの機会を与えることなどが考えられる。また、彼らが気軽に相談できる専用の相談窓口やコミュニティーを形成することも有効な支援策の一つである。

 ヤングケアラーは、家族を支援することで、貴重な経験やスキルを身につけている。しかし、その中で彼らが抱える負担は非常に大きく、彼ら自身の生活や未来にも影響を与える可能性がある。よって、ヤングケアラーに対する支援は不可欠であり、社会全体で彼らを支え、保護していくことが求められると私は考える。

(600字)

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