看護予備校のKAZアカデミーが「AO入試・公募入試・社会人入試・一般入試」の小論文対策のために「看護・医療系小論文の構成と解答例」を提供します。
小論文が苦手な学生は、読むだけでも勉強になるので是非参考にして下さい。
今回の看護・医療系小論文の解答例は「あなたが実施しているSDGsについて」です。
小論文はいきなり文章を書くのではなく、必ず段落の構成を考えてから書きましょう。
また、小論文が苦手な学生は、下記の「あなた専用の小論文ノート」から学習することができます。利用者は小論文が見違えるように上達しています。
今回は下記のような構成で小論文を作成しました。
導入
・SDGsって何?という基本的な説明。
・それに、自分はSDGsをどうやって生活の中で実践しているかを触れておく。
具体例1(地球を守るための行動)
・地球温暖化対策として、家でどんなことをしているかを具体的に。
・省エネの家電や太陽光パネル、電車やバスを使うことで車のガス排出を減らす話。
具体例2(自分の健康の大切さ)
・健康を守るために運動や食事を意識している話。
・健康に関する情報も集めて、常に学び続ける姿勢について。
具体例3(学びの大切さと地域での活動)
・常に新しいことを学びたいという気持ち。
・学校のボランティアや団体での活動を通じて、教育の大切さを伝える努力。
結論
・3つのテーマで何をしているかのまとめ。
・一人一人の小さな行動が、大きな変化をもたらす可能性について。
お題:あなたが実施しているSDGsについて(800字)
【解答例】
SDGs(持続可能な開発目標)は、国連が2015年に採択した17の目標であり、貧困、飢餓、教育、ジェンダー平等、エネルギー、水、気候変動などについて、世界の持続可能な発展に取り組むための共通の目標を示している。私は日常生活の中でSDGsを実践し、その目標の達成に貢献していると考える。
まず、私はSDGsのうち、地球温暖化などを防止するために取り組む「気候変動に対する具体的な対策」に重点を置いている。例えば、自宅でのエネルギー消費量を抑えるために、省エネ家電を利用し、できるだけ室内に自然光を取り入れるように心がけている。また、太陽光を電力としても活用するために、ソーラーパネルの導入を行った。さらに、公共交通機関を利用して車を使わないことで、二酸化炭素の排出量を減らすといった取り組みも行っている。
次に、「健康と福祉」に関する目標に注力している。具体的には、毎日の運動やバランスのとれた食事を心がけることで、自分の健康状態を維持するようにしている。まず自身の健康を管理できていなければ、他者の健康に気を配ることも難しくなるからである。また、情報を積極的に収集し、知識を深めることで、健康に関する社会問題に対しての理解を深めるようにしている。
さらに、「教育」に関する目標にも取り組んでいる。私は、自分自身の学びに対して積極的な姿勢を持ち、自分の知識やスキルを向上させることで、社会に貢献することができると考えている。また、教育に関する様々な活動にも積極的に参加している。例えば、地元の小学校でのボランティア活動や、非営利団体での教育プログラムの支援などである。
以上のように、私はSDGsのうち、気候変動に対する具体的な対策、健康と福祉、教育に関する目標の3つに注目し、それぞれの目標に貢献するための具体的な行動を取っている。そして、これらの取り組みは、自身が実践することができる範囲での小さな行動ではあるものの、SDGs達成の第一歩となり、地球や社会への貢献に繋がっていると私は考える。