看護専門学校のAO入試では、受験生の自己PRや志望理由などで合否が大きく左右されます。
ここでは、エントリーシートを書く上で、最大限アピールできるように「vol.1~vol.7」に分けてアドバイスをしていきます。
それでは、今回は「vol.1 エントリーシートの基本編」となります。
エントリーシートは文字のきれいさが必須。
ごくごく当たり前のことではありますが、エントリーシートの文字が汚いのは読んでくれさえしません。
そこで、騙されたと思って、五十音(あいうえお)を練習してから書いてみて下さい。
今よりも、格段にきれいな字が書けるようになります。
指定のペン以外はNG
基本的には黒色のボールペンor万年筆とされています。
ボールペンでの失敗を恐れ、消せるペンを利用する学生もいますがNGです。
明らかにペンの色が異なるのでばれます。
また、修正液もNGなので失敗してもいいように何通も準備するようにしましょう。
エントリーシートは下書きしても問題なし。
いきなり、何百文字をノーミスで書くのは至難の業でもあります。
そこで、薄く鉛筆で下書きしても問題ありません。
そして、一言一句丁寧な字でなぞります。
注意点は、
下書きなので薄く書くこと。
下書きの段階で誤字脱字をチェックすること。
写した後は、ペンが乾いてから下書きを消しゴムで消すこと。
(力強く消すと破れたり、ボールペンが薄くなりすぎることもあるので注意が必要。)
エントリーシートは「私」と「です、ます」で統一。
「です、ます調」でも、「である調」でもどちらでもかまいませんが、大切なことは統一することです。
「です、ます調」と「である調」のどちらを利用する方がいいのか!?
やはり、「優しさ・包容力」が求められる看護受験の場合には、「です、ます調」の方が柔らかな雰囲気を出すことができます。
エントリーシートで略語は減点対象。
正式名称だと思って使っている言葉が、略語である場合があります。
例)
● 携帯
正解→「携帯電話」
● スマホ
正解 →「スマートフォン」
● コンビニ
正解 → 「コンビニエンスストア」
● ファミレス
正解 → 「ファミリーレストラン」
● バイト
正解 → 「アルバイト」
● リハビリ
正解 → 「リハビリテーション」
なので、エントリーシートにカタカナで言葉を書く場合には、略語ではないのかを事前にチェックした上で書いてください。
エントリーシートに書く内容はコピペはNG。
皆さんが何かを探し、ホームページで答えが出てきたとき、それ以上他のものを検索することは恐らくないでしょう。
もし、それらをそのままコピペしてエントリーシートに書いた場合、まったく同じ内容の学生が隣にいると思って下さい。
エントリーシートは自分なりの言葉で表すからこそ価値のあるものです。
まとめ
今回はエントリーシートを書く前の心構えとして「エントリーシートの基本編」をお送りしてきました。
次回は、実際のエントリーシートを使って看護専門学校のAO入試に向けたエントリーシートの書き方を説明していきたいと思います。