急に面接官から、「今まで挫折を味わったことはありますか。」と質問されると
言った方がいいのか?言わない方がいいのか?
一瞬返答に困るのではないでしょうか。
もちろん誰しもが、多かれ少なかれ挫折した経験はあると思いますが、どれを選択するかは注意が必要です。
挫折した経験で言わない方がいい回答
「挫折した経験で言わない方がいい回答」として、一般的にそれほど苦にせず達成できるものを挫折した受験生の場合は、マイナスポイントになるだけです。
例えば、
・現在ネイリストとして働いていますが、ネイリスト検定2級を取得するのに挫折しました。
英検3級は、ほとんどの高校生が取得しています。
それを挫折と考えるなら今後、看護国家資格を取得することに期待することは難しくなります。
また、ネイリストも同じく、ほとんどのネイリストがネイリスト検定2級を取得しています。
このように一般的に取得していて当たり前のものを「挫折した経験」として選択するのはNGです。
挫折した経験をプラスにとらえてもらえる回答
しかし、空手の練習が日々激しくなるにつれて、テニス部の練習に参加することが難しくなり始めました。
理由は、高校生になると大人との組み手の練習が増え、毎日痣だらけで次の日にまともに歩けない日が増えたからです。
その結果、テニス部活動の練習に参加できない日が増えメンバーの士気を下げてしまっているなと感じました。
もちろん、テニスは好きで継続したい気持ちはありましたが、私がテニス部の活動を休みがちになることで部員に迷惑をかけてしまうと考え退部することを決心しました。
この回答の場合、
空手対して真面目に向き合っていること。
ある意味どうしようもないこと。
なので大きな挫折にはなりません。
このように、「どうしても挫折する必要があったものを選択」すれば、むしろ、面接官は空手に興味を示し、
「その場合は、仕方がないよね。」
と面接官も受験生を温かく見守ってくれます。