命題では、「真」や「偽 , 反例」と学んできました。
次に新しい言葉
「十分条件」や「必要条件」を学びます。
命題が何かをおさらいすると、
がどうなっているのかを考える問題です。
命題における十分条件って何?
と表現します。
例題を利用して具体的に「十分条件」を見ていきます。
十分条件を理解
こんな文章題があると長ったらしく理解しにくいので前回同様に
書き出してまずこの問題が、「真」であると言えるのか確かめてみます。
書き出してみると、
「結論」の中に「仮定」が
ちゃんと含まれています。
まずはP⇒Qが「真」と言えます。
十分条件かどうかの見極め
ここで、もう一つ注意点があります。
「十分条件」とは
のことを指します。
問題によってはP⇒Qだけではなく
q⇒pも成り立っている
場合もあります。
こうなると「十分条件」とは言えなくなります。
今回の問題では、
「pならばqは(真)」であり、
かつ
「qならばpが(偽)」
と、一方通行になっていれば
と言えます。
少し長くなりましたが、「真」であり「pならばq」が成り立つ時だけを選べばOKです。