保健師の資格を取得して保健師になった人は、
行政機関(行政保健師)
医療機関(病院保健師)
一般企業(産業保健師)
学校(学校保健師)
地域包括支援センター
を就職先として選択します。
しかし、保健師の資格を取得したからといって、どこ機関でも就職できるわけではなく、条件を必要とする場合があります。
行政機関で行政保健師として就職するには
行政保健師になるには、保健師資格とは別に「行政保健師公務員試験」を突破する必要があります。
行政保健師公務員試験の難易度は
行政機関の就職先によって「上級公務員試験」「中級公務員試験」「初級公務員試験」どれなのかは異なります。
それぞれ試験のレベルは、
上級・・・大卒程度
中級・・・短大卒程度
初級・・・高卒程度
初級と上級では、難易度は全く異なります。
行政保健師を目指す時場合には、要綱チェックし、求められている公務員試験に合格する必要があります。
行政保健師の仕事内容
・ 保険指導
・ 障がい者、難病患者、エイズ患者などに支援
・ コロナウィルスやインフルエンザなどの感染症の対策
・ 虐待・DV・うつ病・依存症に対して相談など
医療機関で病院保健師として就職するには
病院保健師になるには、保健師の資格があれば良いです。
病院保健師の仕事内容は
・ 入院している患者と家族に対してのサポート
・ 看護師・医師の健康サポートなど
一般企業で産業保健師になるには
産業保健師になるには、保健師の資格だけでなく、臨床経験3年以上を必要とされることがあります。
就職しようと考える企業の求人条件を見て確認しましょう。
産業保健師の仕事内容
・健康診断結果のデータ整理や分析
・発生したケガや病気の対応
・保健指導業務
・過重労働やメンタルヘルス対策
・休職者や長時間労働者との面談
・職場視察の同行や安全衛生委員会への出席
学校で学校保健師になるには
学校保健師になるには、保健師の資格を取得していれば目指すことをできます。
さらに就職内定率をあげるには、養護教諭の免許を取得することをおススメします。
学校保健師の仕事内容
・心身の健康・健全な学校生活のサポート
地域包括支援センターの保健師になるには
地域包括支援センターの保健師になるには、保健師の資格があれば大丈夫です。
地域包括支援センターの保健師の仕事内容
・ケアプランの作成する。
・健康診断の受診の促す。
・疾患予防の意識高めさせる。
・行政からの依頼に応じて、疾患などに対する予防措置をとる。
・高齢者宅を訪問し、体調管理に関する相談にのる
まとめ
保健師の資格だけでは、就職活動できる場合と就職できない場合がありました。
今後、保健師の資格を利用してどんな場所で働きたいのか知っておくだけで学習プランも立てやすくなります。