これからは保健師が増員?保健師なるにはこれが必要。

Author:看護予備校KAZアカデミー

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保健師になるには

いざ、保健師になろうと思っても、何から始めればいいか分からないこともたくさんあると思います。そこで、保健師になるために、必要なものを書いていきます。

まず初めに、保健師になるために必要なものは、「看護国家資格」です。

看護国家資格を取得するためには、看護専門学校(3年間)もしくは看護短大(3年間)看護大学(4年間)で看護国家受験資格を取得します。

看護受験資格を取得後、看護国家資格を受験して合格した者が、正式に看護国家資格を取得したことになります。

そして、保健師になるには、看護国家資格を取得した上で、保健師養成所に通い、必要な学科を修め、その上で保健師国家試験を受験して、合格した者が保健師として働くことができます。

看護大学では、看護国家資格と並行し保健師の資格を取得できるところもあります。

保健師なるための条件
1.文部科学大臣の指定した学校(指定校)で必ず、保健師になるための必要な学科を6ヶ月以上学んだ者。
2.厚生労働大臣の指定した保健師養成所(指定養成所)を卒業した者。

看護師とは違い、保健師や助産師になるには、一旦看護国家資格を取得しなければならないので、最短で4年の期間を見ておく必要があります。

  • 看護師になるための勉強法について詳しくはこちら »

  • 保健師に向いている人

    保健師は、患者様の病気の予防や、健康の増進そして、健康管理など、皆様が日常どのように過ごしていけばいいのかアドバイスをしてくれます。

    そこで、保健師にとって必要なことは、指導する側ではありますが、できるだけ相手に「丁重にわかりやすく話を伝えることができること」そして、そのデータから「しっかりと読み取れる力」が必要とされています。

    健康に不安を抱えている人は、マイナス思考の人も多いので、そのような話も落ち着いて、話を聞くことができる人が適しています。また、高齢化社会と共に、保健師を頼りにしている人が増えています。

    病気の早期発見や、今後、病気にならないように生活習慣の改善などを伝えてくれると非常に安心です。

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  • 保健師の仕事の種類

    「行政保健師」や「産業保健師」や「学校保健師」や介護・福祉施設などで働く場があります。

    行政保健師とは

    皆様の住む地域に設けられている「保健センター」や「保健所」で働いている保健師さんのことです。保健師の多くが行政保健師として働いています。行政保健師の仕事は、赤ちゃんからお年寄りに向けて、健康診断をしたりすることで地域の健康と安全をサポートしています。

    産業保健師とは

    あまり聞きなれない保健師ですが、皆様の会社などで、健康や病気の管理などをしてくれる保健師です。産業保健師の場合は福利厚生などをうけることができるので人気がありますが、保健師として、働き場がたくさんあるわけではありません。

    どうしても、会社勤めしていると精神疾患をわずらう場合もありますので、これらのチェックをするのも産業保健師の仕事となります。

    学校保健師とは

    保健師と聞いて一番イメージがつくのが学校に勤務されていた保健の先生ではないでしょうか?学校の保健の先生は保健師の資格を取得しています。また公立の学校であれば、公務員試験にも合格しなければなりません。

    学校では、学校保健安全法がありますので、保健の先生が必ず必要になります。しかし、一校に何人も必要とされているわけではありませんので就職が難しいかも知れません。

    まとめ

    保健師でも、色々な種類がありますが、たいていは、行政保健師がおおくなります。近年高齢化社会もなり、保健師の増員があるかもしれませんので、保健師を目指そうと思っている方は要チェックかもしれません。

    看護 予備校 KAZアカデミーが作成。看護受験に役に立つ学習一覧

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