2022年現在、日本の総人口は1億2,550万人で、そのうち65歳以上が3,621万人(全体の28.9%)います。
65歳~74歳までと75歳以上で人口を分けると
65~74歳 | 75歳以上 | |
---|---|---|
人口 | 1,754万人 | 1,867万人 |
になります。
高齢化の基準
65歳以上の人口が、7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」と呼ばれます。
現在は、「超高齢社会」に突入しています。
なぜ超高齢社会になったのか。
医療の発達により1950年と比べると、男女ともに平均寿命が約20年近く長くなっていることや、出生数が死亡数を下回り、総人口が減少しているのも1つの理由です。
男 | 女 | |
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1950年 | およそ58歳 | およそ62歳 |
2022年 | およそ80歳 | およそ86歳 |
超高齢社会における問題点
超高齢社会は今後も続き、
2036年(令和18年)には、33.3%
2065年(令和47年)には、38.4%
上昇する見込みです。
単純に計算すると、
約2.6人に1人が65歳以上
約3.9人に1人が75歳以上
という結果になります。
これにより、医療・福祉・社会保障制度・財政の問題・現役世代の減少・人口減少よる経済成長率の低迷・高齢者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下といった課題が現在挙げられます。