看護予備校のKAZアカデミーが「AO入試・公募入試・社会人入試・一般入試」の小論文対策のために「看護・医療系小論文の構成と解答例」を提供します。
小論文が苦手な学生は、読むだけでも勉強になるので是非参考にして下さい。
今回の看護・医療系小論文の解答例は「自分を大切にするとはどのようなことか」です。
小論文はいきなり文章を書くのではなく、必ず段落の構成を考えてから書きましょう。
また、小論文が苦手な学生は、下記の「あなた専用の小論文ノート」から学習することができます。利用者は小論文が見違えるように上達しています。
・自分を大切にするためには、自己尊重と自己受容が重要です。
・自分自身を認め、自分の感情や思考、身体的な健康状態を尊重し、受け入れることが求められます。
バランスの取れた生活
・自分を大切にするためには、バランスの取れた生活を送ることが重要です。
・仕事・学業、プライベートな時間、休息やリラックスの時間など、各要素を適切に調和させ、自分の健康と幸福を考えながら生活することが求められます。
自己ケアと自己成長
・自分を大切にするためには、自己ケアと自己成長に取り組むことが重要です。
・自分の身体的な健康や精神的な健康をケアし、自己成長のために興味や関心を持ち、学びや成長の機会を探求することが求められます。
自己表現と自己実現
・自分を大切にするためには、自己表現と自己実現の場を持つことが重要です。
・自分の考えや感情を適切に表現し、自分の目標や夢を追求することで、自己の存在感や満足感を得ることが求められます。
お題:自分を大切にするとはどのようなことか。(800字)
【解答例】
日々を何となく過ごしていると、自分のことを大切にする必要性を見失いがちである。社会的な義務や他人の期待に応えることに追われ、自分の気持ちや健康、欲望を犠牲にする人も少なくない。私は、自分を大切にすることは、自身の生活の質を向上させ、他者との関わりを豊かにすることに繋がると考える。
自分を大切にすることは、単なるエゴイズムだという意見もあるのは確かである。独自の価値観や欲望を追求すると、他人との摩擦を生むことになり、結果的に社会的な価値や規範から外れてしまうことになるというのである。そのため、自分のことを優先すると、他人や社会からの評価が低くなると考える人もいる。しかし、私は、自分自身を大切にすることは、その人個人の生活の質や、周囲の人々との関係に良い影響をもたらすと考える。
例えば、自分の身体を労わるために健康的な食生活を維持することは、自身の体調や精神面の安定に直結する。そしてそれは、他者とのコミュニケーションを円滑に行うことや、仕事を効率化させることにも繋がるのである。具体的な例としては、ビタミンやミネラルを適切に取ることで集中力や記憶力がアップし、日常の仕事や学業の質が向上することなどがある。また、適度な運動はストレスの解消や筋力の維持に役立ち、日常生活の質を向上させる。
さらに、自分の趣味や興味を追求することは、新しい人々や情報との出会いを増やす。例えば、芸術や音楽の興味を追求することにより、同じ趣味を持つ友人や知識を得ることなどが挙げられる。これは自己成長だけでなく、他者との知識の共有やその分野の振興にも繋がる。このように、自身の興味関心を大事にすることは、他者との関係を構築したり、社会的な役割を果たしたりするための基盤ともなるのである。
よって、自分を大切にすることは、自分自身の生活の改善に加え、他者や社会との関係を深めることに繋がると私は考える。