看護学校の受験要項を見た時に、入試の出題範囲が「コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ」と書いている場合があります。
受験生からすれば「コミュニケーション英語」と「英語」って何が違うんだろう!?と悩ませます。
簡単に言うと
・コミュニケーション英語=長文読解メイン
・英語=発音・文法・短文・長文など英語全般
これだけ見れば、「長文だけなら楽でいいじゃん。」と成り兼ねませんが、コミュニケーション英語には、英語全般が含まれるので結局は英語全てを勉強する必要があります。
むしろ入試の難易度は上がります。
ここでは、看護受験入試に必要な「コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ」を勉強するうえで大切なことをお伝えしていきます。
◆ もくじ ◆
コミュニケーション英語を理解するには単語の暗記から始めよう。
やっぱり単語が必要なのか・・・
と突っ込まれそうですが、英語にとって単語は必須になります。
特にコミュニケーション英語は長文が中心となるので、「看護専門学校でも看護大学」でも最低限「800語~1200語」ぐらいは覚えておきたいですね。
単語帳は自分が一番見やすい・覚えやすいもの利用すると良いと思います。下記に一例として上げておきます。
初めは「スペル」も覚えるようにして下さい。そうすることで細かな品詞の変化に気が付きます。
受験前はスペルを書く時間がなくなるので、「英語から日本語」の読みを集中的にやりましょう。
最低限800語の単語を暗記をしよう。
コミュニケーション英語は文法のオンパレード。
コミュケーション英語 = 長文
のイメージが強いですが、英語の長文は英文法の塊です。
三人称・動名詞・関係代名詞・5文型・仮定法
例えば、上記のワードを聞いて「何のこと!?」と思ったのであれば基本の英文法の勉強から始めるべきです。
高校生や社会人で英語が極端に苦手な方の特徴として、中学1年生の英語を理解できていないことが多いです。
英語は基本の文法が理解できていなければ、意味不明な状態が延々と続きます。
逆に基本が理解できれば「なんだ、そういうことだったのか!!」と思えます。
英語 = 暗記
と思っている学生もいますが、暗記だけではなく文の作り方を知ることで「意外と簡単なんだ。」と思えます。
英文法の基礎を完全に理解しておこう。
熟語がコミュニケーション英語を得意にさせる。
単語も英文法も理解することができた。でも、入試で出題されているコミュニケーション英語が上手く訳せない。
そんな壁にぶち当たることもあるでしょう。
英語は覚えるのは単語だけではないんです。
熟語が必要です。
「use」とういう単語は「使う」で利用されることが多いですが、
熟語になると「~することに慣れている」と意味が変わります。
長文では大きな訳のミスとなるので、「単語」と「文法」がある程度理解できた方は、コミュニケーション英語に対応するために「熟語」を覚えて下さい。
熟語を覚えて長文に対応しよう。
コミュニケーション英語を解くにはスピードが必要。
看護学校の入試で出題されるコミュニケーション英語では、長文の難易度も高く語数も多いので解くのに時間がかかります。
普段から長文を解く時には時間を計り、どれぐらいのペースで読めば試験時間内に終わるのかを知っておく必要があります。
例えば長文が2文あったとして、入試時間が60分だとします。
大問2:長文読解10分 問題5分 ➡ 計15分
このペースでも残りは20分しかありません。
このように普段から時間配分を考えて解くことで本番の入試を想定した訓練をすることが出来ます。
長文を読むときには時間配分を意識すること
コミュニケーション英語に慣れるには毎日1文は解く癖をつける。
コミュニケーション英語に慣れるには何といっても日々訓練が必要です。
毎日、英文を読むことで「同じ単語・熟語・文法」が出題され英文を読むことに抵抗がなくなります。
初めは短文からでもいいので続けていくことが看護受験合格への一番の近道です。
慣れるまではわからない単語にはマーカーを引き、意味を書いていくことをお薦めします。
そして下記のように読むだけではなく、訳を書き込むことで長文読解の練習となります。
知らない単語は確実に調べ、毎日1文読解を心がけよう。
まとめ
コミュニケーション英語は通常の英語の入試よりも長文読解に焦点が置かれていますが、結局のところ英語をしっかりと理解しておかなければ解けないことがわかりましたね。
何事も1日にしてならずなので、基本から忠実に理解し積み重ねることを意識しましょう。
下記からも看護受験に向けて勉強ができるで是非ご活用ください。