看護学校の小論文の作り方と減点されないコツ。

Author:看護予備校KAZアカデミー

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看護学校の小論文で一文に対する長さ。

看護学校の小論文を書いていく時に、一つの文章のかたまりを、「できるだけ長い方がいいのでは?」なんて、思ったりしませんか?しかし、これは大きな落とし穴です。

そもそも、皆さんが看護学校の小論文を作成した後、「読み手」は誰でしょうか?看護学校の小論文を採点する人ですよね。仮に、あなたが「ズラ~っと長い文」を見た時どう思いますか?読みにくいですよね。なので、

小論文は、一文が長くなり過ぎないように2~3行(40字から60字)ぐらいで、一つの文を作りましょう。

一文が長くなると、あなたが看護学校の小論文で、伝えたいことが伝えれなくなる危険性がありますよ。

看護学校の小論文で記号は使っていいの?

看護学校の小論文で、記号は絶対に使ってはいけません。

(例)「!」「?」「・」「”」「~」「・・・」「―」

これらの記号を使うと、小論文のルールがわかっていないとみなされ、減点されます。もし仮に、どうしても使いたい場合が、出てきた時は、言葉に換えてあげましょう。

  • 「?」を使いたい場合は、「~だろうか。」
  • 「!」を使いたい場合は、「~に驚いた。」

注)他文から引用しなければならない時は、感嘆符(!)、疑問符(?)、点線(…) 中線(―)であってもそのまま書いてあげて下さい。点線は一マスに三つずつ、中線も二マスに打ち込むこと。

看護学校の小論文で句読点のつける位置をマスター。

① 看護学校の小論文で、句点(。)の使い方。

看護学校の小論文を書いていくと、自然と句点(。)や読点(、)をつけていくと思います。

句点(。)は、あなたの文章に、一区切りをつけたいと思った時に(。)をつけてあげると文章が勝手に終わります。

(例)高校生のころから看護師になりたいと思っていました。
(例)看護師の仕事を誇りに思っています。

小論文では、このように句点(。)を使ってあげて下さい。

② 看護学校の小論文で、読点(、)の使い方。

看護学校の小論文を書いていく時に、一番困るのは、読点(、)ではありませんか?しかし、読点(、)には、それほど「ルール」がないので、神経質になる必要もありません。小論文や文章は、読む人に対して、いかに読みやすくしてあげるかが重要です。

読点(、)は、打つ位置が異なれば、読み手も「何を伝えたいのかわからない。」と思われるでしょう。看護学校の小論文では、あなたの伝えたいところで、読点(、)を打つことにより、読み手もさらに、読みやすくなります。

読点(、)の基本的ルール

①長い主語の後は(、)をつけましょう。

(例)私が看護師を志すきっかけとなったのは、母の病気がきっかけでした。

②接続後(そして、しかし、なお、また、ゆえに、ちなみに、さて、ので)の後は、(、)をつけましょう。 

(例)しかし、私は諦めず看護師を目指しました。

(例)周りの助けもあったで、看護師を目指すことができました。

③複数の意味にとられそうな時は(、)をつけましょう。 

(例)私は母とおばぁちゃんを訪ねた。

「私は、母とおばぁちゃんを訪ねた」と「私は母と、おばぁちゃんを訪ねた」では、誤解を招くので(、)をつけて、わかりやすくしましょう。

④単語を並べた時は(、)をつけると見やすくなります。

(例)病院には、看護師、医者、作業療法士、臨床検査技師、理学療法士などが、働いています。

⑤場面、状況の後も(、)をつけることで、わかりやすくなります。

病棟では、禁煙です。
オペ室において、チームワークが何よりも大切です。

読点(、)を使うことで、伝わりやすくなりますよね。しかし、使い過ぎも厳禁。読み手が「なぜ、こんなに読点(、)が多いの?」と違和感を持つ場合もあるので、適度に入れてあげましょう。

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