みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「目的格の関係代名詞」と「thatの関係代名詞」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 関係代名詞「目的格」と「thatの使い方」 ◆
「目的格」の関係代名詞とは
「目的格の関係代名詞」とは、「関係詞(whom / which / thatなど)」を利用して2つの文を1文にします。
先行詞 | 主格 | 目的格 |
---|---|---|
人 | who | whom |
人以外 | which | which |
なんでもOK | that | that |
手順は、「主格の関係代名詞」と同じで、文を見比べ「同一人物」や「同一物」探して、「先行詞」を見つけます。
例えば、
次の2つの英文を関係代名詞を使って1文にせよ。
・I have a friend.
(私には友達がいます。)
・I like him.
(私は彼が好きです。)
2つの英文から「a friend」と「him」が同一人物なので、先行詞は「a friend」になります。
「him」は「目的格」なので、「whom」もしくは「that」を使って一文に書き換えます。
従って、
答え. I have a friend whom(that) I like.
になります。
それでは、例題を解いてみましょう。
次の2つの英文を関係代名詞を使って1文にせよ。
• The curry was hot .
(カレーは熱かった。)
• He ate it yesterday .
(彼は昨日それを食べた。)
2つの英文から「The curry」と「it」が同一物なので、先行詞は「The curry」になります。
「it」は「目的格」なので、「which」もしくは「that」を使って1文に書き換えます。
従って、
答え. I have a friend whom(that) I like.
になります。
「that」の関係代名詞を使うシチュエーション
一般的には、「that」は「先行詞」を気にせず使えますが、
先行詞が下記の場合、必ず「that」を使います。
・① 先行詞が「人+もの」を表す場合
② 先行詞が「すべてのもの」を表す場合
・every(あらゆる)
・any(どんな・何でも)
③ 先行詞が「唯一のもの」を表す場合
・very(まさにその)
・序数詞(first, second, third …)
・最上級(biggest, simplest …)
④ 先行詞が「無」を表す場合
それでは、例文を見てみましょう。
I saw a girl and a dog that were running in the park.
(私は、公園の中を走っている少女と犬を見ました。)
He showed me all the pictures that he took in New York.
(彼は,彼がニューヨークで撮った写真をすべてわたしに見せてくれました
)
This is the only book that I can’t understand.
(これは私が理解できない唯一の本です。)
There is no rule that has no exceptions.
(例外のないルールはない。)
これらは、試験でもよく出題される内容なのでしっかりと覚えておきましょう。
これで今回の説明を終わります。