看護学校の受験対策、高校の英文法|24.変則的な助動詞(used to とwould)

Author:看護予備校KAZアカデミー

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みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。

今回は「変則的な助動詞(used to とwould)」について説明します。

この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、

です。

それでは早速やっていきましょう。

used to とwould の違い

今回は助動詞の中でも使い分けのややこしい「used to」「would」について解説します。

「used to」と「would」は、どちらとも「以前はよく〜していた」と訳しますが、使い分ける必要があります。

「used to」を使う時

「used to」は、「以前はよく~したが今はそうではない」という意味が含まれています。

つまり、「過去」のことを言っていますが、「今はそうではない」という「現在」のことを伝えています。

≪注意≫
・状態動詞(be,have,likeなど)のときには必ず「used to」を使います。
・「used to」は動作動詞でも使えます。

それでは例題を解いてみましょう。

例題 ①

次の日本語を英語にせよ。

・この歌手は以前は人気がありました。

日本語文から、「過去は人気があったけど今は人気がない」ことがわかります。

従って、

答え. This singer used to be popular.

となります。

「would」を使う時

「would」は、「~したものだった」と「過去」のことを懐かしんで述べる表現です。

≪注意≫
「would」は状態動詞(be,have,likeなど)が使えません。

それでは例題を解いてみましょう。

例題 ②

次の日本語を英語にせよ。

・私は毎朝ランニングをしていたものだ。

日本語文から、「現在」ではなく、「過去」のことを懐かしんで述べているのがわかります。

従って、

答え. I would go for a run every morning.

となります。

もう一つ例題を解いてみましょう。

例題 ③

次の日本語を英語にせよ。

・彼女はよく祖父母に手紙を書いたものでした。

この文の「よく(often)」も「現在」ではなく、「過去」のことを懐かしんで述べているのがわかります。

従って、「would」を使って、

答え. She would often write to her grandparents.

となります。

強い意志を表すwould

「would / wouldn’t」には、上記以外にも「どうしても~しようとした/しなかった」と強い意志を表す意味があります。

それでは例題をやってみましょう。

例題 ④

次の日本語を英語にせよ。

・彼はどうしてもその仕事をしようとしなかった。

「どうしても~しなかった」は、「wouldn’t」を使います。

従って、

答え. He wouldn’t do the work.

となります。

この表現は、長文でよく出題されます。

needの使い方

「need」は、「動詞で使用する場合」と「助動詞として使用する場合」があります。

「need」が動詞として使用される場合

「need」は、肯定文のときには動詞として使われます。

・彼女は新しい携帯が必要である。
→ She needs a new phone.

「need」が助動詞として使用される場合

「need」は、「否定文・疑問文」で助動詞としても使われることがあります。

・彼女は新しい携帯を買う必要がない。
→ She need not buy a new phone.
・彼女は新しい携帯を買う必要がありますか。
→ Need she buy a new phone ?

これで今回の説明を終わります。

今までの助動詞の内容をしっかり復習しておきましょう。

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