看護学校の受験対策、高校の英文法|22.助動詞(可能・許可・依頼/義務・必要)

Author:看護予備校KAZアカデミー

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みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。

今回は「助動詞(可能・許可・依頼/義務・必要)」について説明します。

この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、

です。

それでは早速やっていきましょう。

助動詞とは

「助動詞」とは、「動詞の意味を変化させる機能を持つもの」です。

代表的な助動詞には、

・ can(~できる)
・ must(~しなければならない)
・ may(~かもしれない)
・ will(~でしょう)
・ shall(~させてあげよう)
など

があります。

今回は、この中の「canとmust」について詳しく見ていきますが、その前に「助動詞を置く場所」を見ておきましょう。

助動詞を置く場所

助動詞を置く場所は、

肯定文の場合 →「助動詞+動詞の原形~.」
否定文の場合 →「助動詞+not+動詞の原形~.」
疑問文の場合 →「助動詞+主語+動詞の原形~?」

このように決まっています。

助動詞を置く例

肯定文 I can play tennis.
否定文 I can not play tennis.
疑問文 Can you play tennis?

助動詞を使った場合、動詞は原形で書くことを忘れてはいけません。

それでは本題の「canとmust」について詳しく見ていきます。

canの三つの用法(可能・許可・依頼)

助動詞の「can」には、3つ用法(可能・許可・依頼)がありそれぞれ訳し方が異なります。

① 可能 → (~することができる)
② 許可 → (〜してもよい)
③ 依頼 → (〜してくれませんか)

使い分けは、英文を訳す際にどれが最適か考える必要があります。

①から③の例文を見てみましょう。

① 可能(~することができる)

・I can play tennis.
(私はテニスをすることができる。)

② 許可(〜してもよい)

・You can leave it on my desk.
(私の机の上に置いておいてよい。)

・Can I turn on the TV?
(テレビをつけてもよいですか)

③ 依頼(〜してくれませんか)

・Can you tell me the way to the station?
(駅までの道を教えてくれませんか。)

このように「can」だけでも3つの意味があるのでしっかり覚えておきましょう。

mustとhave toの違い

助動詞の「must」と「have to」は両方とも「〜しなければならない」という意味を持ちます。
 
使い分けは、

・「must」 → 話し手の強い意思
・「have to」 → 外的・客観的な要因による義務を表す

です。

例えば同じ、「私は会議に出席しなければならない。」という英文でも

「must」と「have to」のイメージ例

・I must attend the meeting .
(イメージ:会議に参加して一花咲かせるんだ。)

・I have to attend the meeting .
(イメージ:周りから言われて参加する感じ。)

このようにイメージが異なるのでしっかりと使い分ける必要があります。

助動詞には例外がある

助動詞には変則的な例外があります。

例えば、

mustは過去形では使えない

過去形にしたい時は、「had to」を使います。

should(〜するべきだ)は否定文にできない。

否定文にしたい時は、「ought not to 」を使います。

変則的なnotの位置

had better(~した方がよい。)

これを否定文にする時は、「had better not」

となります。

助動詞は、覚えることが多い分野なので、その都度覚えていきましょう。

これで今回の説明を終わります。

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