みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は「助動詞(可能・許可・依頼/義務・必要)」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 助動詞(可能・許可・依頼/義務・必要) ◆
です。
それでは早速やっていきましょう。
助動詞とは
「助動詞」とは、「動詞の意味を変化させる機能を持つもの」です。
代表的な助動詞には、
・ must(~しなければならない)
・ may(~かもしれない)
・ will(~でしょう)
・ shall(~させてあげよう)
など
があります。
今回は、この中の「canとmust」について詳しく見ていきますが、その前に「助動詞を置く場所」を見ておきましょう。
助動詞を置く場所
助動詞を置く場所は、
肯定文の場合 →「助動詞+動詞の原形~.」
否定文の場合 →「助動詞+not+動詞の原形~.」
疑問文の場合 →「助動詞+主語+動詞の原形~?」
このように決まっています。
肯定文 I can play tennis.
否定文 I can not play tennis.
疑問文 Can you play tennis?
助動詞を使った場合、動詞は原形で書くことを忘れてはいけません。
それでは本題の「canとmust」について詳しく見ていきます。
canの三つの用法(可能・許可・依頼)
助動詞の「can」には、3つ用法(可能・許可・依頼)がありそれぞれ訳し方が異なります。
② 許可 → (〜してもよい)
③ 依頼 → (〜してくれませんか)
使い分けは、英文を訳す際にどれが最適か考える必要があります。
①から③の例文を見てみましょう。
・I can play tennis.
(私はテニスをすることができる。)
・You can leave it on my desk.
(私の机の上に置いておいてよい。)
・Can I turn on the TV?
(テレビをつけてもよいですか)
・Can you tell me the way to the station?
(駅までの道を教えてくれませんか。)
このように「can」だけでも3つの意味があるのでしっかり覚えておきましょう。
mustとhave toの違い
助動詞の「must」と「have to」は両方とも「〜しなければならない」という意味を持ちます。
使い分けは、
・「have to」 → 外的・客観的な要因による義務を表す
です。
例えば同じ、「私は会議に出席しなければならない。」という英文でも
・I must attend the meeting .
(イメージ:会議に参加して一花咲かせるんだ。)
・I have to attend the meeting .
(イメージ:周りから言われて参加する感じ。)
このようにイメージが異なるのでしっかりと使い分ける必要があります。
助動詞には例外がある
助動詞には変則的な例外があります。
例えば、
mustは過去形では使えない
過去形にしたい時は、「had to」を使います。
should(〜するべきだ)は否定文にできない。
否定文にしたい時は、「ought not to 」を使います。
変則的なnotの位置
had better(~した方がよい。)
これを否定文にする時は、「had better not」
となります。
助動詞は、覚えることが多い分野なので、その都度覚えていきましょう。
これで今回の説明を終わります。