看護学校の受験対策、高校の英文法|20.過去完了形と過去完了進行形

Author:看護予備校KAZアカデミー

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みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。

今回は「過去完了形」と「過去完了進行形」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、

です。

それでは早速やっていきましょう。

過去完了形の作り方

過去完了形とは「ある過去の基準点より前に起きた出来事」を表す時に使います。

英文では、had+過去分詞を使います。

※ 1つの英文に、過去の文が2つある場合、過去完了形(had+過去分詞)を使う可能性が高くなります。

・ある過去の基準点 → 過去形
・基準点より前に起きた出来事 → 過去完了形

過去完了形の用法(①継続 ②完了・結果 ③経験)

過去完了形の用法には、①継続, ②完了・結果, ③経験, ④大過去の4種類があります。

過去完了形の「①継続」について

例文(継続)

・彼らは結婚するまでに1年間知り合いでした

この日本語には、2つの過去があることがわかります。

① 彼らは結婚した。
② 一年間知り合いだった。

②の「一年間知り合いだった。」方が、①の「彼らは結婚した。」よりも前の出来事です。

「より前に起きた出来事 → 過去完了形」で書くので、

→ They had known each other for a year before they got married.

になります。

過去完了形の「②完了・結果」について

例文(完了•結果)

・私が仕事を終えた時、彼はすでにオフィスを出ていました。

この日本語にも、2つの過去があります。

① 私が仕事を終えた。
② オフィスを出ていました。

②の「オフィスを出ていました。」方が、①の「私が仕事を終えた。」よりも前の出来事です。

「より前に起きた出来事 → 過去完了形」で書くので、

→ When I finished my job, he had already left the office.

このようになります。

過去完了形の「③経験」について

例文(経験)

・彼女はコックになる前に、2回そのレストランに行ったことがありました。

この日本語にも、2つの過去があります。

① コックになった。
② レストランに行った。

②の「レストランに行った」方が、①の「コックになった」よりも前の出来事です。

「より前に起きた出来事 → 過去完了形」で書くので、

英文にしてみると、

→ Before she became a cook, she had been to the restaurant twice.

過去完了形の用法(④ 大過去について)

「① 経験」「② 完了・結果」「③ 継続」は、前の過去から過去まで繋がりがありました。

しかし、繋がりはないけど、「過去よりも前の過去を表現したい場合」には、「④ 大過去」を使います。

例文(④ 大過去)

・トムは切符を買っていなかったことを知った。

この日本語の2つの過去、

1つ目:トムは知った。
2つ目:切符を買っていなかった。

繋がりはないですが、過去のある時点より前の出来事を表しています。

この場合も同じように「had+過去分詞」を使います。

従って、

→ Tom knew that he had not bought the ticket.

過去完了進行形について

過去完了進行形は、過去のある時点まで動作が継続するときに使われ、

《had+been+動詞のing》で表します。

例えば、

例文(過去完了進行形)

・彼は中国に行った時点で、3ヶ月中国語を勉強していました。

日本語からは、2つの過去とずっと継続していたこともわかります。

1つ目:中国に行った
2つ目:3ヶ月中国語を勉強していました

従って、過去完了進行形《had+been+動詞のing》を使って表します。

→ He had been studying Chinese for three months when he went to China.

これで今回の説明を終わります。

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