看護学校の受験では、学校によって「グループ面接」というものがあります。
では、このグループ面接では何が起きているのか。
「短い時間で多くの学生を選考し、看護師としてふさわしくない学生を足切り」しているわけです。
これでグループ面接も個人面接同様、真剣に向き合うべきだと理解できたでしょう。
では、どの部分で「足切り」をされているのか詳しく見ていきましょう。
マナーが悪い学生はドンドン減点される
身だしなみ
言葉遣い
立ち居振る舞い
と、誰もが知っていることですが、意外とこれができてない学生がたくさんいます。
特に集団面接だと、同じ学生同士で話すからこそ、ついつい素の自分が出がちです。
話し相手を見て言葉遣いを決めるのではなく、どんな学生に対しても礼儀をもって話すことを意識してください。
グループ面接で見られるあなたの人物像
看護受験はあくまで就職活動です。
看護学校の背景には病院があり、数年後、あなたはその病院で働く可能性も高いのです。
グループ面接では、あなたがが病院で働くとなればどんなイメージなのだろうかと見られています。
出しゃばりすぎ
消極的過ぎ
どちらもNGです。
特に、看護師は人と話す仕事なのでコミュニケーション能力やとっさに出てくる言葉のチョイスなどチェックされています。
人前で話すのが苦手な学生は、どんな言葉でも上手に受け答えできるようにしっかりと練習しておきましょう。
グループ面接で意識したいのは全体への気配り
グループ面接で話す順序が決まっていない場合には、一言も話せずに面接が終了してしまう学生もいます。
一言も話せない学生は、残念ながら不合格になりますが、
これを見て見ぬふりをしてしまう学生もまた不合格になりかねません。
グループ面接では独特な雰囲気がありますが、周りへの気配りができる学生は好印象です。
グループ面接の勝負は挨拶から始まっている。
グループ面接が始まると、一斉に「よろしくお願いします。」と言いますが、
その一言注意してください。
たかが「よろしくお願いします。」ですが、それだけで相手の雰囲気がわかってしまいます。
性格が良さそう
意地悪そう
人と話すのが苦手そう
あなたの「よろしくお願いします。」は周りからどんなイメージがもたれていますか。
面接はあなたから出ている雰囲気が大切なので、鏡の前でどんな風に挨拶をしているのかも確認しておきましょう。
まとめ
看護受験で初めて「グループ面接」を経験されるかたもたくさんいると思います。
「グループ面接」ではありとあらゆるものを面接官からはチェックされています。
十分なアピールができるように準備しておきましょう。