みなさんこんにちは、「看護予備校のKAZアカデミー」です。
今回は関係代名詞の「所有格」と「継続用法」について説明します。
この授業で絶対に覚えて欲しいラインアップは、
◆ 関係代名詞の「所有格」と「継続用法」 ◆
それでは早速やっていきましょう。
「所有格」の関係代名詞について
「所有格」の関係代名詞とは、「関係詞(whose)」を利用して2つの文を1文にします。
先行詞 | 主格(は) | 目的格(に/を) | 所有格(の) |
---|---|---|---|
人 | who | whom | whose |
人以外 | which | which | whose |
なんでもOK | that | that | なし |
手順は、「主格/目的格の関係代名詞」と同じで、文を見比べ「同一人物」や「同一物」探して、「先行詞」を見つけます。
例えば、
次の2つの英文を関係代名詞を使って1文にせよ。
・I have a friend.
(私には友達がいます。)
・ His father is a teacher.
(彼の父は先生です。)
2つの英文から「a friend」と「His」が同一人物なので、先行詞は「a friend」になります。
「His」は「所有格」なので、「whose」を使って一文に書き換えます。
従って、
答え. I have a friend whose father is a teacher.
になります。
それでは、例題と解いてみましょう。
次の2つの英文を関係代名詞を使って1文にせよ。
• The woman lives in Hokkaido .
(その女性は北海道に住んでいる。)
• Her job is to teach English .
(彼女の仕事は英語を教えることです。)
2つの英文から「The woman」と「Her」が同一人物なので、先行詞は「The woman」になります。
「Her」は「所有格」なので、「whose」を使って1文に書き換えます。
従って、
答え. The woman whose job is to teach English lives in Hokkaido.
になります。
関係代名詞の「継続用法」について
関係代名詞には、「限定用法」と「継続用法」があります。
「限定用法」
→ ~~~ who 〇〇〇〇.
「継続用法」
→ ~~~ ,who 〇〇〇〇.
見た目の違いは、カンマ(,)だけですが、訳し方が異なります。
【限定用法の場合】
I have a sister who lives in New York.
→ 私にはニューヨークに住む妹がいる。
【継続用法の場合】
I have a sister, who lives in New York.
→ 私には妹がいて、ニューヨークに住んでいる。
このように、【継続用法の場合】は、「,」を「and」して訳すので間違わないように注意しましょう。
これで今回の説明を終わります。