看護師になるには、看護国家試験に合格する必要があります。
この試験は、誰でも受験できるわけではなく、看護に特化した「高校・専門学校・短大・大学」のどれかに通って「看護国家試験受験資格」を取得しなければなりません。
ここでは、看護師になるにはどのルートが最短なのかを見ていきます。
5年一貫の看護高校が看護師になる最短のルート
看護国家資格を取得できる最低年齢は「20歳」です。
中学校卒業と同時に看護師養成教育を導入している看護高校に入学し、
・3年間の衛生看護科の学習
・2年間の専門科の学習
を行います。
但し、非常に珍しい学校であるため、関西全体を見ても9校しかありません。
関西の5年一貫の看護高校一覧
・三重県立桑名高等学校
・京都聖カタリナ高等学校
・聖ヨゼフ学園日星高等学校
・アナン学園高等学校
・大阪暁光高等学校
・兵庫県立日高高等学校
・兵庫県立龍野北高等学校
・奈良文化高等学校
・和歌山県立熊野高等学校
高校生・社会人が最短で看護師になるルート
高校生・社会人が最短で看護師になるルートは、看護専門学校もしくは、看護短大です。
ともに3年間、学校に通うことで「看護国家試験受験資格」を取得することができます。
特に、看護専門学校においては年齢制限もなく、高校生だけでなく社会人の受験が目立ちます。
受験生の年齢層は、18歳から50歳をこえる方まで様々です。
看護大学は看護師になるまで一番遠いルート
高校卒業資格をもっている中で、看護大学は看護師になるまで一番遠いルートになります。
まとめ
最短で看護師になるのは、5年一貫の看護高校でした。
しかし、誰しも同じ時期に看護師になりたいと思うわけではありません。
時と場合により、どのルートが最短なのか、どの看護学校が自分にとってメリットがあるのかを考えた上で学校を選択すると良いでしょう。