看護受験のグループ面接で面接官は「ここ」に注目している。

Author:看護予備校KAZアカデミー

時間

グループ面接やグループディスカッションでは、個人面接だけではわからない、

傾聴力

対話力

表現力

に面接官は注目しています。

では、「傾聴力」「対話力」「表現力」がなぜ必要なのかを見ていきましょう。

傾聴力が必要な理由

看護師には患者の気持ちを理解することが求められます。

患者がわかりやすく、話してくれるのであれば良いのですが、

様々な事情や感情を抱えている患者は、素直に全て伝えてくれるわけではありません。

従って、「相手の言葉を聞き、本心や気持ちを理解する」という傾聴力が求められます。

傾聴力は「進行役」でアピールすべし

最近では、初めに「進行役を決めない」グループディスカッションが多いです。

しかし、様々な意見が出るグループディスカッションには、必ずまとめ役が必要です。

「私がまとめ役(進行役)を務めます」と明言する必要はありませんが、

全員の意見をしっかり聞き、皆がどのようなことを主張しているかを把握してください。

最後に全員の伝えたかった言葉をまとめ話すことができれば面接官に好印象を与えることができます。

対話力が必要な理由

看護師になれば、意見を出し合う場面も多くあります。

対話力は、

相手の意見を聞き対話し、よりよい答えがあれば受け入れる柔軟な対応が求められます。

対話力は意見の統合でアピールすべし

グループディスカッションは決して、相手を屈服させる場ではありません。

ですので、「●●より▲▲の方が正しい」と結論付けるのは得策ではありません。

面接官に対話力をアピールするのであれば、

自分の意見と相反する意見があったとしても反発することなく、妥協点を上手く見つける工夫をしましょう。

表現力が必要な理由

看護師の”一挙手一投足”が患者の気持ちを大きく左右してしまうくらい、看護師は、患者にとって大きな存在なのです。

ですので、看護師は相手に伝わる表情や仕草など(表現力)がとても重要なのです。

表現力は身振り手振り顔ぶりでアピールすべし

同じ言葉を発しても言い方や表情によって、相手が受け取る印象は大きく変わります。

グループディスカッションでは、ついつい熱くなって言い方がきつくなってしまう受験生が多いですが、

それは面接官にとって大きくマイナスになります。

ぼそぼそ喋ったり怒ったような顔になることが無いように意識しましょう。

まとめ

グループディスカッションでは「正論を話す」ことを目的としてはいけません。

傾聴力

対話力

表現力

をしっかり面接官にアピールしましょう。

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