まず看護受験で行われる「集団面接」は受験生の「短所や弱み、欠点や悪い点」など否定的な要素を事前にチェックするネガティブチェックです。
なので、グループ面接でほとんどの学生の合否が決まっているといっても過言ではありません。
それでは、本日も看護予備校KAZアカデミーが受験生に向けてアドバイスをしていきます。
集団面接では話は端的にすること
ついつい、「自分のアピールの場だ」と思って長々と話してしまう受験生もいますが、これはマイナスポイントになる可能性があります。
集団面接(グループ面接)では、受験生にとある課題を投げかけ約15分ほどで討論する場があります。
その時に、面接官は受験生の背後からチェックします。
やはり、決められた時間がある中で一人の学生が長々と話せば全員が話す前にタイムリミットとなります。
このような行為に進んだ学生は「空気の読めない学生」と判断されます。
話したいことがたくさんあるのはわかりますがNGであることを知っておきましょう。
伝えたいことを短くまとめて伝えるのも会話の技術です。
集団面接では全員の話に耳を傾けること
面接はとにかく緊張するものです。
自分の番が終わったらホッとして周りの学生が話している内容を聞いていない学生もいます。
これでは医療現場では務まりません。
しっかりと最後まで耳を傾ける、集団面接は短い期間ではありますが再度話せるチャンスがきます。
そこで、全員の意見をまとめて自分自身の考え方を伝えることで面接官からはリーダーシップのとれる学生だと評価をしてもらえるでしょう。
集団面接では手や足の癖に気をつけること
普段では考えることができない「癖」がでるのが面接です。
例えば、自分が答える順番がなかなか来なかった場合「イライラ」してしまう学生もいます。
もっとひどい学生は、話をしている学生に対し早く話を終わらせろと言わんばかりににらみつけるつける人もいます。
もちろん、この日のためにありとあらゆる準備をしてきたわけですからその焦りも出てしまいがちですが、一旦落ち着きましょう。
面接官は受験生の全ての行動をチェックしています。かならず挽回できるチャンスはくるので的確に答える準備をしておきましょう。
集団面接では姿勢や身だしなみに注意
集団面接では他の学生と比較するのに適している面接でもあります。
例えば、姿勢・髪の色・爪の長さなど、普段なら比較しにくい部分も鮮明に比較できます。
なので、集団面接ほど清潔感のある準備をしましょう。
集団面接では自己PRの差別化が必要。
自己PRは「しっかりと考えてきた学生」と「ざっくり考えてきた学生」とでは大きな差がでます。
特に現在はインターネットがあることで多くの学生の自己PRが類似しています。
集団面接で自己PRが被ってしまったなんてよく聞く話です。
なので、自己PRは面接官が「あなたがの職業が看護師として向いている」と思ってもらえるような自己PRを作成することが必須です。
まとめ
看護受験では必ずと言っていいほど面接があります。
集団面接でも個人面接でも重要な項目はさほど変わりませんが、集団面接を軽視する学生もたくさんいます。
そこで、あなた自身しっかりと準備をしておけば、他の受験生と大きな差をつけることができます。
もし、看護受験において困ったことがあればいつでも看護予備校のKAZアカデミーにお問い合わせください。