小論文の配点の方法は、
看護学校によって異なる
採点者によっても左右される
ことを覚えておきましょう。
項目ごとに配点が決まっている配点方法
内容 | 点数 |
---|---|
タイトルの正確 | 16点満点 |
内容の独創性 | 28点満点 |
論旨(段落構成) | 28点満点 |
文章表現 | 16点満点 |
漢字・仮名遣い | 12点満点 |
合計100点満点で、
最後に、文字数を達成していなければ、
95%以上:減点なし
90%以上:6点減点
89%以下:9~15点減点
減点されます。
基礎点から加点・減点していく配点方法
文字数 | 点数 |
---|---|
0~400文字 | 0点 |
560~640 | 50点満点 |
641~720 | 70点満点 |
721~800 | 80点満点 |
801文字~ | 0点 |
初めに文字数だけで、全体の持ち点を決めます。
「0~400文字」や「801文字~」では、0点スタートになります。
小論文で文字数が必要と言われる理由この部分です。
採点者にストレスを与えないためには文章構成から。
よい配点をしてもらうには、
問題提起 → 意見提示 → 論拠提示 → 結論
4部の構成にするべきです。
問題提起(序論)とは
・与えられた設問に対して問題点を見つけ出し、論文のテーマと結論を決める。
上記で書いた「テーマ イチゴについて」の小論文をもとに説明しますが、
意見提示(本論①)論拠提示(本論②)とは
・決めたテーマに対する自分の意見を述べる。
・自分の意見を掘り下げ、自分の意見を証明するための体験談や客観的な事実、データを提示し、論理を展開していく。
結論とは
・もう一度自分の意見と結論を述べて、締めくくる。
汚い字で書くのも採点者に大きなストレスを与えてしまうのでNGです。
まとめ
配点をつけるのは、機械ではなく、人間です。学校によって配点の仕方はことなりますが、採点者にストレスを与えない文章を工夫をしましょう。
今回は「小論文の配点と文章構成」について説明してきました。次回は、「減点されないために気を付ける部分について」みていきます。