看護予備校のKAZアカデミーが「AO入試・公募入試・社会人入試・一般入試」の小論文対策のために「看護・医療系小論文の構成と解答例」を提供します。
小論文が苦手な学生は、読むだけでも勉強になるので是非参考にして下さい。
今回の看護・医療系小論文の解答例は「相手の身になるについて」です。
小論文はいきなり文章を書くのではなく、必ず段落の構成を考えてから書きましょう。
また、小論文が苦手な学生は、下記の「あなた専用の小論文ノート」から学習することができます。利用者は小論文が見違えるように上達しています。
1) 「相手の身になる」という言葉の意味や重要性を簡潔に説明。
2) 自分の主張や考えを明示。
【例】相手の相手の話をよく聞き、受容的な態度を保ち、自己開示を行う必要があると考える。
1) 相手の話をよく聞く
・相手の話をよく聞くことの具体的な効果や意義について詳述。
・相手の背景や状況を理解することの重要性を強調。
2) 受容的な態度を持つ
・非難せずに相手を受け入れる態度の意義について説明。
・相手とのコミュニケーションがスムーズになるための方法や態度に触れる。
3) 自己開示を行う
・自己開示を行うことで得られる効果や意義について詳述。
・対人関係の構築や維持における自己開示の役割を強調。
1) 主要なポイントを再度まとめる。
2) 「相手の身になる」ことの全体的な重要性と、それに関連するアクションの重要性を再強調します。
お題:相手の身になるについて(800字)
【解答例】
「相手の身になる」とは、相手の立場や視点を理解し、感情や考え方に共感することを指す。これは、人間関係の中において、円滑なコミュニケーションや互いの理解を深める上で非常に重要である。私は、相手の身になるためには、相手の話をよく聞き、受容的な態度を保った上で、自己開示を行う必要があると考える。
相手の身になって考えるには、まず相手の話をよく聞く必要がある。話の中でその話の背景や状況を知ることができれば、相手の立場をより深く理解することができる。相手が置かれた状況を理解することにより、その相手とのコミュニケーションがスムーズになり、関係性もより良好になるのである。
また、相手を非難せず、受容的な態度で接することも大切だ。相手の意見や感情を否定しないで、異なる意見や価値観を尊重し、理解しようとする態度が、そのまま相手の身になることに繋がる。さらに、適切なタイミングで質問や相槌を入れることで、相手は自分の思いや考えを伝えやすくなるだろう。加えて、新たな価値観や考え方に触れることで、聞き手の側も自分の考えや行動を見直す機会が得られる。
続いて、自己開示を行うことも重要である。勿論、タイミングや内容に注意する必要はあるが、自分自身の経験や感情を相手に伝えることで、相手も自分のことを理解しやすくなり、共感し合うことができるようになる。相互理解が進むことで、信頼関係が築かれ、協力やサポートが容易になるのである。自己開示は、相手との距離を縮め、対人関係を構築、維持していくにあたって大きな役割を果たすものであると言える。
以上のように、「相手の身になる」ためには、相手の話をよく聞き、受容的な態度を保った上で、自己開示を行う必要があると私は考える。これらの方法を実践することで、より良い人間関係を築けるだけでなく、自分自身も成長していくことができるのである。