医療系小論文の解答例|17.人の利便性を追求し、ゆとりと豊かさを手に入れることができた。これについて、反対意見を含めて書きなさい。

Author:看護予備校KAZアカデミー

2023年 第2回〆切まで
47 days 12 hrs 25 mins 03 secs

医療系小論文の解答例は、AO入試・公募入試・社会人入試を控える受験生に向けて、少しでもヒントになればと考え提供しております。

是非参考にして下さい。

今回の医療系小論文の解答例は「人の利便性を追求し、ゆとりと豊かさを手に入れることができた。これについて、反対意見を含めて書きなさい。」です。

このテーマの小論文を書く上で求められていることは、

・「人の利便性を追求し、ゆとりと豊かさを手に入れることができた」という状況について、どのような意見があるかについて考えること。

・この状況に対して、反対意見や懸念点があることについて述べること。

・反対意見や懸念点について、具体的な例や根拠を挙げて説明すること。

・一方的な肯定的な意見だけでなく、バランスのとれた意見を表現すること。

です。

「人の利便性を追求し、ゆとりと豊かさを手に入れることができた。これについて、反対意見を含めて書きなさい。」というテーマでは、コミュニケーション低下についての問題点や原因、具体的な改善策を提示することが求められます。

小論文が上手く書けないという方は、解答例を読むだけでも小論文に慣れ親しむことができます。

お題:人の利便性を追求し、ゆとりと豊かさを手に入れることができた。これについて、反対意見を含めて書きなさい。(800字)

【解答例】

 現代社会において、人々は常に利便性を追求し、快適な生活を送ることを目指している。それにより、様々な分野において技術革新が進み、生活にゆとりと豊かさが生まれたと考える人々もいるが、果たしてそれは本当だろうか。

 確かに、利便性を追求し、技術革新を進めることにより、新たな社会的問題が引き起こされるという側面もある。例えば、車社会の進展によって、歩行者や自転車利用者の安全は日々脅かされている。また、スマートフォンやタブレットなどのデバイスの普及によって、人々のコミュニケーションや人間関係が希薄になっているという意見もある。しかし、利便性の追求は、それらのデメリットを上回るようなゆとりや豊かさを社会全体に与えてきたと私は考える。

 例えば、交通機関の発展によって、都市間の移動がスムーズになり、人々は時間や労力を節約することができるようになった。また、情報通信技術の進化によって、今では手元のスマートフォン1つで友人や同僚と連絡を取ったり必要な資料を共有したりすることができるようにもなった。これらの変化により、移動にかかる時間が大幅に短縮され、多くの人々の生活の中にゆとりが生まれている。

 さらに、インターネットの普及により、その人が住んでいる地域に関わらず、様々なものを入手することが可能となった。今では、例え離島に住んでいたとしても最新の家電などを手に入れ、使用することができるのである。そうした最先端の技術が使われた商品を用いることにより、人々の生活はこれまでより豊かなものとなっている。

 よって、人々は利便性を追求することにより、ゆとりと豊かさを手に入れることができたと言える、と私は考える。日々の生活の利便性を向上させたいという人々の思いが、技術革新を生み、その新たな技術が使われたサービスや製品を利用することで、人々の生活はより豊かになったのである。

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