命題の反例とは?
命題の問題の答えが「真」でなく「偽」であると時に
「反例」も答えなさい。
と言われます。
要するに、
あなたが「偽」だと答えたのであれば、その理由を言ってよ。
と聞かれているのです。
ここでもう一度、命題の答え方を復習をしておきます。
このように答えましたよね?
この「偽」の時には必ず「反例」がでます。。
上記にも少し触れましたが、
「本当に間違っているなら理由を言ってよ?」
とツッコまれていると思ってください。
そして自分が答えた理由を、相手に理解してもらうために例を書くことを
「命題」では「反例」と言います。
ちなみに、問題によっては
「反例」が何パターンか出る場合もあります。
そんな時には、
では、一つ例題を解いてみましょう。
日本語のまま見るとわかりにくいので
まずは、「⇒」を使って「仮定」と「結論」を書き出してみます。
三角形もいくつか種類があります。
そして、命題の考え方ですが、
そして
でしたよね。
それではもう一度、問題を見てみましょう。
結論の中に
「直角三角形」
「二等辺三角形」
「直角二等辺三角形」
「正三角形」
全て含まれていましたか?
含まれていませんね。
含まれているのは、「正三角形」だけです。
なので
答えは、「偽」になります。
ここで
の出番です。
皆さんが書き出した、
・直角三角形
・二等辺三角形
・直角二等辺三角形
のどれでもいいので、
最低1つは書き出しましょうて。
答えの書き方は、
こうすることで、あなたが「偽」と言ったことが証明されます。
それでは、次回の「命題 vol.4」では、これも受験生を悩ます、
十分条件について説明していきます。