本日も看護予備校のKAZアカデミーで面接についてのお話をしていきます。
看護学校の入試には「筆記テスト」と「面接」があるのはご存じでしょう。
そして、一度受験面接に参加すると
面接時間が短かった学生
面接時間が長かった学生
の両方の学生がいることに気が付くでしょう。
もし同じ学校を受験したのに、これでは合格発表の日まで不安で仕方ないですよね。
ですが、安心してください。
合否に「長い」「短い」はそれほど重要ではありません。
それでは、「面接時間が短いパターン」と「面接時間が長いパターン」がなぜ存在するのかを説明していきましょう。
面接時間が短いパターン(その1)
当看護予備校でも、受験生が入試から帰ってきたときに
「先生、私の面接時間3分だけだったんですけど、やばいですよね・・・!?」
と質問される方がいます。
ですが全く問題ありません。
逆に短いということは既に合否が決まっている!?なんてこともあるかもしれません。
筆記試験で高得点
面接の挨拶で第一印象が最高
であれば、短い面接の時間でも合格になることは多々あります。
面接時間が短いパターン(その2)
面接が短くなるパターンとしてもう1つあります。
それはグループ面接(5人)で一番初めに質問された学生がダラダラと長く話してしまうパターンです。
グループ面接だとしても看護学校の面接は「5人で15分」のように決められた時間があります。
そうなると、後半の学生には1つ2つしか質問を投げることができなくなります。
この面接が受験生にとっては一番きつい戦いとなるでしょう。
なので、普段から「短く簡潔に伝えれる文」と「長めに話すことが出来る文」の2通りを準備する方がいいでしょう。
グループ面接の場合には必ず空気を読むようにしましょう。
面接時間が長いパターン(その1)
面接が長くなるパターンとして、すでに学力は申し分ないけど
「本当に看護師として覚悟がある学生」なのかを面接官が見極めているパターンです。
近年、看護師に人気により多くの人が看護師を目指して受験します。
その中には、自分の意志ではなく「親や学校の先生に進められたから」の理由だけで受験する学生が増えているからです。
看護学校に合格すると「実習」や「レポート」、その中で国家資格取得に向けて勉強もしなければなりません。
自分の意志ではなく、他人の意志で看護学校の受験を目指した方は挫折する可能性があります。
看護学校にとって学生に途中で退学されることが一番迷惑なこととなります。
なので、面接が長いパターンではあなたが本気で看護師になりたいのかを確かめられています。
また、逆にここでアピールすることで合格通知をゲットできる可能性もあります。
面接時間が長いパターン(その2)
面接時間が長いパターンとして、
他の受験生と天稟にかけられているパターン
もあります。
入試なので、あなたの筆記試験の点数と同じ学生もたくさん存在しています。
その中で甲乙をつけがたいこともあります。
そこで、最後の決め手となるチャンスを与えてもらっていると考えましょう。
しっかりと看護師になりたい自己アピールができれば問題ないでしょう。
まとめ
看護受験には面接があり、学校によっても面接時間が異なり、さらに同じ学校を受験したとしても面接の時間が「短かったり」「長かったり」します。
どちらも合格できる確率は十分にあるので、その場でできることをしっかりと行い悔いのない面接時間にしましょう。